優勝後の会見に大会公式が脚光「父は私が勝った後すぐに…」 テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、…

優勝後の会見に大会公式が脚光「父は私が勝った後すぐに…」

 テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶりの優勝を飾った。試合後の会見では“ナオミ節”も炸裂。大会公式が脚光を浴びせ、ファンの笑いを誘っている。

 ナオミ節健在だ。2時間に迫る激戦を制した大坂。自身3度目のグランドスラム制覇を達成した。大会を通して安定したプレーを見せた22歳は、試合後の会見でも“絶口調”だった。

 全米オープンは、公式インスタグラムで試合後の会見での一幕を紹介。「たくさんのお祝いメッセージを受け取ったと思いますが、もっとも誇らしく感じさせてくれたものは何ですか」という質問に対する回答を大坂の写真とともに取り上げた。

「私にとっては常に母か父からのものです。今日はお母さんでした。父は私が勝った後すぐにサイクリングに出かけてしまったようなので(笑)。ちょっとストレスを与えちゃったかもしれません」

 父のフランソワさんは気恥ずかしかったのか、優勝直後に“消えた”といい、お祝いメッセージがなかったことを示唆した大坂。これには、コメント欄に海外ファンも「お父さん!!」「素敵なお父さんだ」「お父さん最高」との声が相次ぎ、大笑いしている様子だった。

 それに続けて母への感謝を述べた大坂。「勝つたびに2人を喜ばせられていたらいいと思っています。特にお母さん。ここニューヨークで、朝4時に起きてバスに乗り、電車に乗る姿をよく覚えています。お母さんが犠牲にしてきたことを知っています。いつかお返しできたらいいと思っています」と恩返しを誓っていた。(THE ANSWER編集部)