現地12日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)に6-1、3-6、3-6…

現地12日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)に6-1、3-6、3-6で敗れ、準優勝となった世界27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が、試合後のセレモニーで感謝を伝えた。【実際の動画】大坂なおみ 歓喜の優勝の瞬間!

登壇したアザレンカは「まず、3度目の優勝を目指しましたが、また次回頑張ります」と笑顔で語ると、「なおみ、おめでとうございます。チームのみなさんもおめでとう。素晴らしい2週間だったに違いありません。あなたの優勝を私も喜んでいます。また決勝戦で会いましょう」と大坂を称えた。

そして「この大会を支えてくださったみなさん、ありがとうございます。困難なこの時期に素晴らしい大会を開催してくださいました。全世界が頑張っている時期です。ここでこうやってプレーできたこと、何百万もの視聴者に見てもらえたことが嬉しいです。大会を成功に導いてくださったみなさん、ありがとうございます」と、コロナ禍の中で行われた大会を支えてくれた人々に感謝した。

続けて「私のチームにも感謝します。私の力を信じて一緒に頑張ってきてくれてありがとう。これからも頑張りましょう。ここまでも長い道のりでしたが、本当に楽しかったです。これからも頑張りましょう」と感謝を伝えた。

アザレンカは準決勝で第3シードの世界8位セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を破り、7年ぶりのグランドスラム決勝進出を果たしていた。自身3度目のグランドスラム制覇とはならなかったが、セレナと同様、ママさんプレイヤーとしてこれからの活躍が期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのアザレンカ(左)と大坂なおみ(右)

(Photo by Al Bello/Getty Images)