現地12日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界27位のビクトリア…

現地12日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。両者の試合は日本時間13日の5時から開始予定。【実際の動画】優勝まであと一つ!大坂なおみvsブレイディ/全米OP女子準決勝【トーナメント表】全米OP女子シングルス

大坂とアザレンカの過去対戦成績は、大坂の2勝1敗(前哨戦「ウェスタン&サザン・オープン」決勝での大坂の試合前棄権は除く)。最後に対戦した2019年「全仏オープン」2回戦では、大坂がフルセットで逆転勝利した。

2年ぶりに同大会決勝を戦う大坂。今大会準決勝では、世界41位ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と今大会屈指の素晴らしい試合を見せた。一方のアザレンカは、準決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)をフルセットの末に撃破し、7年ぶりの「全米オープン」決勝進出。

ママさん選手として戦うアザレンカは、現在31歳。大坂と同じく、グランドスラムタイトル2個を獲得している元世界1位だ。今シーズンは、全米直前の「ウェスタン&サザン・オープン」で約4年ぶりのツアー優勝を果たした(決勝は大坂が左太ももの怪我のため試合前棄権)。

そんなアザレンカとの全米決勝に向けて、大坂は記者会見で「彼女は今、とても自信を持っているように見えます」「彼女との対戦は、タフな試合になります」と気を引き締めているようだ。

そして、2年ぶり2度目の「全米オープン」制覇に大きな期待がかかる大坂だが、本人は至って冷静だ。

「このアメリカの2大会での目標は、精神的に強くなることと全てのポイントでファイトすることです。なので、決勝でもそのように臨むつもりです。それは何も変わりません」「誰と対戦しようが関係ありません。自分自身に集中していれば、外に答えを求めなくて済みますから」

ここまで好調の大坂が、グランドスラム決勝という大舞台で素晴らしいプレーを見せることが期待される。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は大坂なおみ(左)とアザレンカ(右)

(Getty Images)