国内メジャー・日本女子プロ選手権 女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が10日、岡山・JFE瀬戸内海GC(6640ヤード、パー72)にて無観客で開幕した。前週ツアー2勝目を挙げた小祝さくら(ニトリ)は4バーディー、ボ…

国内メジャー・日本女子プロ選手権

 女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が10日、岡山・JFE瀬戸内海GC(6640ヤード、パー72)にて無観客で開幕した。前週ツアー2勝目を挙げた小祝さくら(ニトリ)は4バーディー、ボギーなしの68で回って4アンダー。ホールアウト時点では暫定首位発進だったが、その後にイ・ミニョンが6アンダーまで伸ばし、小祝は2打差の3位としている。

 小祝は前半14、15番で連続バーディーとすると、17番でもバーディー。後半1番でも1つ伸ばし、ボギーなしで初日を終えた。18年6位、昨年23位だった大会。ラウンド後は「ノーボギーで回れたのは凄く嬉しいけど、後半ショットがあまりよくなかった。それが課題なのでこれから練習したい」と振り返った。

 前週はツアー2勝目を挙げ、祝福メールも100件以上が届いた。しかし、この日は「先週の優勝は、今はもう忘れた感じで切り替えてプレーしたいなと思っていた。今日はまた新たな気持ちでって感じでした」と今週に集中した。同じコーチに師事し、8月の全英女子オープンで6位に入った上田桃子が今大会から国内ツアー復帰。小祝は先輩から刺激を受けたという。

「全英を見ていて、あの難しいコースであの順位でプレーしているのを見て、本当に凄いなと。自分もいつかあの舞台で戦えたらいいなと凄く思いましたし、凄くいい刺激をもらいました」

 2週連続Vの期待もかかる今大会。「明日は午後スタートなので、また風が強くなるんじゃないかなと。夕方から雨予報で天候が心配。今日は午前中で風がなかったので、しっかりと風がある中でもいいプレーできるようにしたい」と気を引き締めた。(THE ANSWER編集部)