JR東日本カップ2020 第94回関東大学リーグ戦 第6節早大32-01-00中大【得点】(早大)1’田中雄大、34’阿部隼人、84’水野雄太前節、明大に0-1で敗戦を喫し、開幕からの連勝が3で止まった早…

JR東日本カップ2020 第94回関東大学リーグ戦 第6節
早大2-0
1-0
中大
【得点】
(早大)1’田中雄大、34’阿部隼人、84’水野雄太

前節、明大に0-1で敗戦を喫し、開幕からの連勝が3で止まった早大。この日は5試合を消化し勝ち点4(試合前)と停滞する中大と対戦した。試合は、開始直後にMF田中雄大(スポ3=神奈川・桐光学園)が先取点を挙げると、36分にDF阿部隼人(社4=横浜F・マリノスユース)、84分にも途中出場のMF水野雄太(スポ2=熊本・大津)がそれぞれゴールネットを揺らしそのまま完封。12本のシュートを許したものの、DF杉山耕二主将(スポ4=三菱養和SCユース)、GK山田晃士(社4=浦和レッズユース)を中心に守りきり今季5試合目にして早くも4勝目を挙げた。

試合は早々に動いた。右サイドに開いていたMF田部井悠(スポ3=群馬・前橋育英)がクロスを入れると、MF鍬先祐弥(スポ4=東福岡)がキープ。体勢を崩しながらもゴールに近い位置から再びクロスを送るとゴール前にいた田中が反応。「ゴールやアシストという目に見える結果にこだわりたいと思っていた」という田中が頭で合わせ、開始1分で先制に成功した。しかしその後は浦和レッズ内定のMF大久保智明(4年)を中心とした攻撃に手を焼く。スルーパスに抜け出したFW高窪(4年)にネットを揺らされるが、これはオフサイドになり難を逃れた。すると23分、田中のパスを受けた阿部がそのまま持ち込み左足を振りぬく。ペナルティーエリア左角からのこのシュートは相手GKの手をかすめゴールネットに突き刺さるスーパーゴール。前半で2点のリードを奪う理想的なかたちで折り返した。


この日先制点を奪った田中

そして迎えた後半は一転、中大にボールを握られる時間が長く続いた。58分にはFW田邉(1年)、75分には大久保にあわやゴールというシュートを打たれるが、どちらもバーに救われた。「交代で出た選手が機能してくれていたので、少しずつ押し返したり攻撃のきっかけをつかむことができた」と外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)が語ったように、暑さによる消耗で運動量が落ちる中、積極的に交代のカードを切ったのが奏功した。粘り強く耐える中、84分にコーナーキックのチャンスを得る。DF柴田徹(スポ2=湘南ベルマーレユース)が放ったボールに、投入された直後の水野が頭で合わせ決定的な3点目。そのまま試合終了の笛が鳴り、見事な完勝で勝ち点3を獲得した。


攻守に渡ってチームに貢献した阿部

首位・明大に食らいついていくためにも、連敗だけは避けなければいけないという重圧のかかる試合になった今節。スコアほどの実力差はなかったと外池監督は振り返る。「ボールをたくましくつないでしなやかに攻めてくる、活動量もあるしすごく戦術的でもあるのでゲームの中身的にはどちらに転んでもおかしくないような、実力差的にはそんなに差はないかなと思いました」。その言葉通り、シュート数は早大の13本に対して、ほぼ同数の12本を打たれ、決定機もかなり作られた。しかし、そんな中でも山田を中心に無失点に抑えたことは大きい。次節駒澤大はロングボールを使ったパワープレーが特徴であり、「自分たちが苦手とする相手」(阿部)。しかし、首位の明大が全勝を続ける中、追随するために求められるのは勝利のみだ。「自分たちのスタイルを変えることなくこれまでやってきたことの積み重ねの部分を、試合の中でも積み重ねていって最終的には勝利することができたらいいなと思います」と阿部の口から語られた。負けられない一戦になるのは間違いない駒澤大戦、「自分たちのスタイル」で勝利をつかめるか。

(記事 山崎航平、写真 初見香菜子 橋口遼太郎)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません。

早大メンバー
ポジション背番号名前学部学年前所属
GK山田 晃士社4浦和レッズユース
D F15柴田 徹スポ2湘南ベルマーレユース
D F◎5杉山 耕二スポ4三菱養和S Cユース
D F22監物 拓歩スポ2湘南ベルマーレユース
D F阿部 隼人社4横浜F・マリノスユース
M F鍬先 祐弥スポ4東福岡
M F19田部井 悠スポ3群馬・前橋育英
→77分37大西 翔也スポ3浦和レッズユース
M F山下 雄大スポ2柏レイソルU18
→63分36植村 洋斗スポ1神奈川・日大藤沢
M F田中 雄大スポ3神奈川・桐光学園
→73分28丹羽 匠スポ2ガンバ大阪U18
FW梁賢柱スポ4東京朝鮮
→83分27水野 雄太スポ2熊本・大津
FW10加藤拓己スポ3山梨学院
→87分26小林 将也先理3群馬・高崎
◎=キャプテン
監督:外池大亮(平9社卒=東京・早実)
コメント

外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)

――2年前、リーグ戦優勝を果たした際は連敗がありませんでした。前節の明大戦(●0ー1)から1週間、どのようにチームを立て直してきましたか

連敗をしないという事もそうですし、明大と言う基準を体感したことで、より色濃く自分たちのサッカーだけではなく勝つための判断というものをみんなが持つというか。それをしっかりと90分間やり続けられるか、というのがポイントかなと考えていました。負けた後の試合だからこそ、明大戦以上に今節は重要な試合でした

――今節どのような狙いを持って試合に入りましたか

中大は今日やってみてもわかった通り、4ー1ー4ー1でしっかりとコレクティブというか、ボールをつないで崩してくる、我々と同じようなサッカーを目指しているチームです。そういう意味ではどちらがその形をより表現できるか、というところがありました。逆に中大さんはその形をやり抜こうというある種のこだわりを持っているチームなので、それに対して我々が試合を通じてうまくいかない時にどういう修正を積み上げて、90分を通してこのゲームを勝利というところにもっていくか、というところが大きなテーマでした。

――田中選手のスタメン起用の意図を教えてください

ゲームに推進力をもたらせる選手であり、攻守に当たって我々のスローガンであるドライブというものを出せる選手です。長い怪我からあけてきて、コンディションの面でも先週の明大戦を含めてだいぶ上がってきているので、充分今節スタメンで、彼の本来のポジションであるシャドーのとこでやれるのではないかなと思いました。

――今節は右サイドに田部井選手が戻ってきました

彼は守備のバランスの部分であったり、チーム全体をあの位置からよく見ています。ポジショニングであったりで愚直にチーム戦術とかチームの中で与えられた役割をたくましくやれる、戦える選手なので左の梁とのバランスにおいては非常に有効かなと考えています。

――1点目、幸先よく先制点を奪いました

本当に狙い通りというか、一番はやはり鍬先があそこのところに入っていって、決定的な仕事ができたと言うところ。彼もずっとシャドーのポジションで守備の良さは出せていましたが、攻撃に関わるところや得点に関わる部分というところは、これからプロ入りに向けても大きなアピールをしていかなければならない部分であったので、それを結果として示せたというのが大きかったかなと思います。

――終盤にカウンターを凌ぐ場面も鍬先選手はありました。守備での評価を教えてください

もともと対人能力であったりカバーリング能力といった部分は非常に高いです。最後は4ー1ー4ー1のアンカーを務めましたが、苦しい時間であればあるほど、間延びした時間であればあるほど、彼の良さは生きるというところがありますし、本当にチームの心臓のような役割を担っているのではないかなと思います。

――2点目は阿部選手の左足でした。

なかなかボールを持たせてもらえず相手がボールを持っている時間帯が長かったという状況でした。あの場面では右から左に展開してきた中で、梁がサイドを引っ張りながら真ん中のスペースを作り出しました。ただキング(阿部)は週中の紅白戦の時から良いミドルシュートを決めていて、あれだけのシュートだったのでそういう良い感触もあったのではないでしょうか。

――阿部選手は終盤には右サイドでプレーしました

今の我々は右サイドでの攻撃の組み立てがポイントです。どうしても田部井も90分それをやりきるのは難しいところがあったりしますが、なかなかそこで交代カードというか、交代で出てきた選手がどうやって試合を落ち着けたり、もうワンランク攻撃的な質を出せるかという部分ではキングは左利きでもありますし、しっかりとオープンに持ちながらも守備もできます。かつゴールというところも意識できる選手なので、チームにとって大きな武器になるかなと思います。

――チームとして阿部選手の右サイド起用はもともと計算に入っていましたか

もともと彼は右の攻撃的なポジションかサイドバックが本来のポジションで、自粛前とかシーズンの最初は右の攻撃的なポジションでの起用を考えていたました。その中で左サイドバックで彼の守備力やフィジカルの部分であったり、最終ラインのポジションをやり切るメンタル、そこに関しては彼は非常にたくましい選手です。そういう意味ではどこのポジションをやっても遜色はない選手で、チームが90分戦っていく中での課題に対して、彼のポジションがそこを埋める役割になってるかなと思います。

――中大の攻撃や守備は試合の中でどのように感じていましたか

ボールをたくましくつないでしなやかに攻めてくる、活動量もあるしすごく戦術的でもあるので、ゲームの中身的にはどちらに転んでもおかしくないような、実力差的にはそんなに差はないかなと思いました。

――後半はボールを持たれる時間も長くなりました

当然中大としては2点差の状況で、前への圧力を高めてボールを握る時間を増やしてくるだろうなと思いましたし、どうしても我々としても受けてしまうような状況になってしまうかなと思っていました。その中でも交代で出た選手は機能してくれていたので、交代を通じて少しずつ押し返してしていったり攻撃のきっかけをつかむということができたのが、最後のセットプレーでのゴールに繋がりました。我慢をし続けてきっかけをつかむという、我々が明大に近づくための1つのストーリーというか、そういったものをピッチ上のメンバーたちが描いているなというところが手ごたえとしてありました。

――3点目のシーンを振り返ってください

コーナーキックはストロングにしていかなければならないですし、連戦の中でも我々は優位性を作っていけるチームにしていきたい。そういう意味でこういったセットプレーでパワーを示せるようになってきたという点は手ごたえを感じています。

――丹羽選手の投入などもありました。ゲームプランの変更はありましたか

外側と言うよりは中と言うイメージで4−1−4ー1でスタートしたものの、少しアンカー脇を使われるようになってしまっていました。そこで4−4−2に変えて加藤田中のツートップにして前半を終えて。後半はその形で入ったのですが、相手にボールを持たれていたのでピッチ内でもう少し前からプレッシャーをかけたいという声がありました。そこでもう一度4−1−4ー1に戻して、それで最後までやりきったという形です。中の選手たちが我々のゲームプランとともに、それに対しての柔軟性というかアイデアを示したというのはすごく意味があったのではないかと思います。

――中から少し戦い方を変えたいという声が上がり、それにコーチングスタッフも応えたということですか

そうですね。千田奎斗(スポ4=横浜F・マリノスユース)とかは特に、こういうサッカーをやってこうやって相手を封じ込めたいという思いがあったと思います。ただそういう思いがありつつも、中で感じた事をそこで会話していくというか。そこのリアリティーを持ってやっていくというのは、勝つためには必要なプロセスだと思いますし、我々として主体的にゲームを行って主体的に勝利を目指すと言うところにおいて、非常に手ごたえを感じる内容でした。

――今回の中大は天皇杯での対戦も控えています

なかなか難しい相手です。次節駒大戦があり、それが終わってから改めて対策をすることになりますが、本当に1日1日を、1戦1戦を、1戦必勝でやっていくという事は変わらないです。もう一度謙虚に、この状況に甘んじたりはせず、この状況に慣れる事はなく、しっかりと自分たちがやらせてもらっている意味を体現していきたいと思います。

――駒大戦に向け、どのような準備をしていきますか

長いボールが多くなったり、パワープレー的な様子もあるチームなのでそこに対して自分たちがどういうサッカーをすべきかというところをしっかりと整理して、その上で今日のようにしっかりとチームプランだけではなく中で状況に適応できるような、そういうメンタリティーをチームの中に植え付けて臨んでいきたいと思います。

――中からの主体的な声もあった中で今日の試合を無失点で終えられたという事は非常に意味があるのではないでしょうか

本当にいくつか点を取られてもおかしくないシーンはありました。先週の明大戦であっても、こぼれ球に対して体を張ったり対応であったり。そういった部分を突き詰めると課題が残っていたと思うので、そういうところに対して向き合った結果ゼロで終わることができたので、非常に僕としては嬉しかったです。そういう試合で疲れはしましたけれども(笑)。

――あえて課題を挙げるとするならばどのような部分になりますか

今日午前中に早稲田FCも試合をして勝ちました。その意味でチーム全体に関して非常に良い循環が生まれてきていて、今日もZOOMで解説をやっています。色々な意味でこうしてサッカーをやらしてもらっているということに対して、色々な角度で色々な視点で多くのメンバーが関わってこの取り組み、この活動をさせてもらっています。課題というのはその1つ1つの機会を自分たちで作って自分たちで挑戦していくという、絶対に受け身ならないという所は注意深くしなければならないです。こういうご時世というか、今回立正大と法大であったり、試合も延期になってしまったりとかそういうこともある中で、そういうことも受け止めていけるような、1つ1つ個人でありチームであり、高い感受性を持ってしっかりとコミュニケーションを持ち続けて、この今の環境に向き合う。それをやり続けることができるかというのが今の課題でもありますし、挑戦かなというふうに思います。

――早稲田大学ア式蹴球部としてどのようにコロナウイルスと向き合っていますか

日ごろから行動管理や健康管理はやっていますが、我々もいつ立正大学のような状況になってしまうかわかりません。当然それをやっていれば絶対に感染しないというわけでは無いですし。ただやれることを最大限しっかり高めてかからないという状況を作り出す、最大限高めるという所。そして色々と難しい状況の中でも、こうしてこれだけの機会をいただいているということの感謝であったり、いろんな情報をいろんな角度で捉える力。これは社会だけではなくサッカーも同じだと思いますし、そういったことは逆にサッカーを広く捉えると言う意味ではチャンスだと思うので、そういった形で1日1日を過ごしているという感じかなと思います。

MF田中雄大(スポ3=神奈川・桐光学園)

――前節連勝が途絶えたところから一週間でどう立て直してきましたか

前節明治さんに負けて、自分たちが明治さんとやったことで気付いたことであったり、ゴール前の質であったり感じたものを取り組みつつも、自分たちのビジョンだったり目標である日本一を達成するために次の連敗は絶対してはいけないということで、チーム全員でもう一度ビッグマッチという意識を持って、一週間取り組むことができていたと思います。

――個人としてはどのような思いで試合に入っていかれましたか

前節の試合ではラストパスがずれて得点につながらなかった部分があって、そこが個人としての課題でもあったと思うので、今節は得点やアシストといった目に見える結果にこだわってやろうというふうに考えて試合に臨みました。

――得点にこだわっていた中で、前半1分にご自身のゴールがありました。振り返っていかがですか

思ったより中央大学さんが勢いを持ってプレッシャーには来なかった部分もあったので、ここ最近ずっと試合の入りが悪かった中で早い時間に、自分がたまたまいい所にいて、鍬くん(MF鍬先祐弥、スポ4=東福岡)が折り返してくれたので。試合全体を通して苦しい時間や難しい時間はあったと思うんですけど、あの時間に点が取れたというのは結果3−0になった要因としては大きかったのかなと思います。

――後半は特に中央大にボールを持たれる時間が長かったように思ったのですが、どう感じていましたか

中央大学さんが自分たちがプレスしているのに対して、すぐ試合の中で修正していろんな形で攻撃してきたり、自分たちがボールを奪えない時間帯が多くなっていたんですけど、山田くん(GK山田晃士、社4=浦和レッズユース)を中心に粘り強く守って、0に抑えられたというのは本当に次につながる試合だったのかなと思います。

――最後に次節駒澤大戦への意気込みを聞かせてください

これから天皇杯予選も入ってきて連戦になっていくので、ここで勝ちながら修正していけるようにしていけたらいいなというふうに思います。

DF阿部隼人(社4=横浜F・マリノスユース)

――二年前リーグ優勝した時にはシーズン中の連敗はなかったというところで、今日の中央大戦に向けてどのようにチームを立て直してきましたか

明治大戦に負けたということで連勝は止まってしまいましたが、自分たちのやることは決して変えることなく中央大学との試合に臨むということをチーム全体として意識していたというのは事実としてありますが、やっぱり連敗はしないということは全員で強く認識してやっていました。

――個人としてはどのような気持ちで試合に臨まれましたか

僕が対峙する選手がJ1のチームに内定している選手だったので、そこには絶対負けたくないなという思いと、連敗は避けたいというふうに思っていましたし、自分たちが目指しているのはリーグ制覇というところなので、そのためには勝たなければいけないと思っていたので、試合の入りのところから集中していこうというふうに考えていました。

――試合全体を通して、守備の面ではチームとしてどのように対応していこうと話していましたか

前半の最初からもう前から相手のボールを奪いにいって、カウンターやショートカウンターというところを突いて得点できればいいなと思っていました。

――前半立ち上がりの早い時間帯に先制点が決まり、続く36分にはご自身のゴールもありました。振り返っていかがですか

ボールを奪った際に自分が出ていったらチャンスになるなというふうに思ったので、自分はサイドバックですが迷いもなく出ていって、田中雄大が自分のところに上手くボールをくれたのでゴールが見えて、思い切って振ってやろうと思ってシュートを打ちました。

――後半はかなり中央の攻撃に耐える時間もあった中での完封でしたが、どのように感じていますか

苦しい時間もありましたけど、点を取られていないというが非常に大きかったなというふうに感じていますし、完封勝利をするというのは自分たちDFラインの目標でもあるので、そこを達成できたのは良かったなと思います。

――一方で終盤には右サイドでかなり攻撃的にプレーをしている場面が印象的でした

右サイドでプレーをする可能性もあるということを監督やスタッフの方々から言われていたので、特に迷いもなくプレーしていましたし、チームが少し苦しい状況でもあったので自分が何か変化を加えられたらなと思っていました。

――次節駒澤大戦への意気込みを聞かせてください

駒澤大学さんは特徴のあるチームで、前に高い選手を置いてそこをめがけて蹴って回収してゴールを目指すという自分たちが苦手とする相手ですが、そこも自分たちのスタイルを変えることなくこれまでやってきたことの積み重ねの部分を、また試合の中でも積み重ねていって、最終的には勝利することができたらいいなと思います。