株式会社ワンダーリーグはプロを志望するアマチュアゲーマーとスカウター(プロゲーミングチーム 、芸能プロ、スポンサー企業他)を繋ぐ「スカウトリーグ」の事前登録を8月4日から開始すると発表した。「スカウトリーグ」は9月よりプロゲーマーの登竜門と…
株式会社ワンダーリーグはプロを志望するアマチュアゲーマーとスカウター(プロゲーミングチーム 、芸能プロ、スポンサー企業他)を繋ぐ「スカウトリーグ」の事前登録を8月4日から開始すると発表した。
「スカウトリーグ」は9月よりプロゲーマーの登竜門となる大会を主催していく予定。日本におけるeスポーツを取り巻く環境整備や若い才能の発掘が狙いだ。
Wonder League
記者発表はオンラインで開催
8月4日の記者発表はオンラインで開催。株式会社ワンダーリーグ代表取締役北村勝利と、対談ゲストとして⽇本フェンシング協会会⻑太⽥雄貴が登壇。司会進行役は、eスポーツキャスター平岩康佑が務めている。
「スカウトリーグ」の概要のほか、withコロナの時代において、eスポーツが持つ新たな可能性や今後のスポーツのあり方についての対談も行われた。
写真左上北村勝利、右上太⽥雄貴、中央下、平岩康佑
eスポーツを取り巻く社会背景と業界の課題
新型コロナウィルス感染症の流行もあり、さらなる注目を集めているeスポーツ。「プロゲーマー」は今や日本の中学生の憧れの職業第2位となっている。
eスポーツ先進国アメリカでは、「プロゲーマー」の年齢層は16歳から25歳という若年層でありながらも賞金は億単位であり、憧れのプロスポーツとしての地位を確立している。
しかしひとくちにeスポーツと言っても、70種類以上のゲームタイトル、100を超えるプロゲーミングチームが存在し、それぞれのプロゲーミングチームが取り組むゲームタイトルも異なる。
そのため「プロゲーマー」として働く手段や「プロゲーミングチーム」を選択する方法などの情報が整備されておらず、未だ一般化しているとは言えない状況がある。
そこで「スカウトリーグ」はプロゲーマーデビューしたい「アマチュアゲーマー」と、新しい才能を求める「プロゲーミングチーム 」や「企業スポンサー」をマッチングする「令和版スター誕生」を目指すプラットフォーム構築するに至ったのだという。
他の業界との比較と位置付け
スカウトリーグとは
「スカウトリーグ」ではeスポーツを取り巻く環境を整備し、若い人材の流入を促すことを目的として、トライアウト大会を主催。スポーツチームのトライアウトや役者のオーディションのような枠組みをeスポーツの分野で設けることによって、「プロゲーマー」の志望者と「プロゲーミングチーム」やスポンサー企業とのマッチングを狙う。
トライアウト大会は「スカウトリーグ」が主催するレギュラー大会と日本屈指のeスポーツチーム「REJECT」との共催で行う大会を開催予定。どちらも第1回は9月の開催を目指しており、今後のeスポーツ界を牽引する重要な大会になること間違いなしだ。
「スカウトリーグ」は「プロゲーマー」の志望者と「プロゲーミングチーム」やスポンサー企業とのマッチングを狙う。
トライアウト大会の種類と第一回大会概要
text by 金子修平