インテルのアントニオ・コンテ監督がヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出に尽力した選手を労い、主砲としての役割を全うしたベルギー代表FWロメル・ルカクにも言及した。クラブ公式サイトが伝えている。 インテルは10日に中立地ドイツで行われた準々決勝…

インテルのアントニオ・コンテ監督がヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出に尽力した選手を労い、主砲としての役割を全うしたベルギー代表FWロメル・ルカクにも言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

インテルは10日に中立地ドイツで行われた準々決勝でレバークーゼンと激突。2点リードした展開から1点を返され、反撃を許したものの、それ以上の追撃を許さず、ベスト4に駒を進めた。

今季ブンデスリーガを5位でフィニッシュしたドイツの強豪を退け、タイトルに一歩前進したコンテ監督は試合後、内容と結果に満足感を示すとともに、選手たちに賛辞を贈った。

「我々の誰もが本当にハッピーだ。素晴らしいパフォーマンスぶりだったからだ。この試合に向けて正しい準備をして、レバークーゼンのプレーを止めた。ポゼッションにおいても我々の取り組みを実行できたと思う」

「結果は僅差で、もっとリラックスした試合にできたはずだが、決して防戦一方というわけじゃなかった。選手たちを褒めることしかできない。ビッグシーズンを経験しているのを示してくれたのだからね」

「今は準決勝を戦うチャンスを手にしたのを素直に喜ぶべきだ。次の試合は明日から考える。悔いなく、最大限を目指したいからね」

そう語ると、次にチーム2得点目を挙げて勝利に大きく貢献したエースのルカクに関する質問にも応じてみせ、「チーム全体の支えがあってこそ」だと述べ、グループの重要性を強調した。

「あれだけ全員が素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたのだから、個人を語るのは難しいものだ。ロメルは素晴らしいシーズンを送っているが、それはチーム全体の支えがあってこそ。全体が良いプレーをすれば、個人レベルでも良いパフォーマンスを出せるようになる」

「ルカク、ラウタロ(・マルティネス)、(アレクシス・)サンチェスのようなストライカーの存在は重要だが、彼らもチームに感謝の気持ちを持たなければ。グループが個人のベストを引き出すものなのだからね」