サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元ウルグアイ代表MFアルバロ・レコ…
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回は元ウルグアイ代表MFアルバロ・レコバ氏がインテル時代に決めたスーパーゴールだ。
母国のナシオナル・モンテビデオで活躍した後、1997年にインテルへと移籍したレコバ氏は、波が激しかったものの、好調時には素晴らしいプレーを見せた。
移籍初年度には中々出場機会に恵まれなかったものの、随所でその潜在能力を発揮。1998年1月25日に行われたセリエA第17節のエンポリ戦では圧巻のロングシュートを決めている。
インテルが1点ビハインドという展開の中で、レコバは70分から途中出場を果たす。死に物狂いで同点を目指す中、82分、インテルは最後尾からボールをつないでいく。
一度は相手のタックルでルーズボールとなるものの、そのこぼれ球はハーフウェイライン付近のレコバの元へと転がる。
すると、相手GKの位置を確認したレコバは助走もなく左足を一閃。相手GKが前に出ているのを見逃さずに、ゴールまで約50メートルの位置から驚愕のゴールを叩き込んだ。
その左足から予測不可能なプレーを連発したレコバ氏は“左足の独奏者”と評され、卓越したテクニックと強烈な左足のシュートで名を馳せた。