◆練習試合 智弁和歌山8―1いなべ総合学園(28日・いなべ総合学園グラウンド)

 プロ注目のいなべ総合学園(三重)・田所宗大捕手(3年)が、複数球団のスカウトが視察に訪れるなか、4打数2安打と結果を残した。

 3回2死二塁で迎えた第2打席では、6球目をあと少しでホームランという大きな当たり。惜しくも右翼ポールの右にそれたが「相手がいい投手なので、自分のスイングをしようと思っていました。結果よりも打席を楽しむことを意識していました」と、ドラフト候補の智弁和歌山・小林樹斗(たつと)投手から2安打したことを興奮気味に振り返った。主将を務める田所は夏の代替大会に向けて「チーム全員で優勝を目指します」と次の目標を力強く語った。

 同じくプロ注目選手で普段は田所とバッテリーを組む伊東邑航(ゆうこう)投手(3年)は登板しなかったが、20日に自己最速を1キロ更新する146キロを2球投げたことを明かした。「自己最速を更新したときは調子が良かったので、またその状態に持っていけるよう調整します」と7月11日に開幕する県の代替大会へ向けて、意気込んだ。

 プロ注目のバッテリーはこれからもアピールを続けていく。(菅原 美沙)

 ◆伊東 邑航(いとう・ゆうこう)2003年1月5日、三重・四日市市生まれ。17歳。県(あがた)小1年から「あがた野球少年団」で野球を始め、大池中では軟式野球部に所属。いなべ総合では1年秋からベンチ入り。最速146キロの直球のほか、持ち球はカットボール、スライダー、縦スライダー、カーブ。184センチ、88キロ。右投左打。家族は両親、姉、弟。

 ◆田所 宗大(たどころ・そうだい)2002年4月29日、三重・東員町生まれ。18歳。笹尾東小1年から「笹尾東スポーツ少年団」で野球を始め、東員第二中では「桑員ボーイズ」に所属。最高成績は全国ベスト16。いなべ総合では1年秋からベンチ入りし、1年秋から正捕手。高校通算30本塁打、遠投120メートル、二塁送球タイム1・79秒。目標の選手は巨人の坂本とヤクルトの山田哲。179センチ、88キロ。右投左打。家族は両親、妹。