ATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニス連盟)は17日、8月にテニスツアーを再開するこ…
ATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニス連盟)は17日、8月にテニスツアーを再開することを発表。それぞれの現時点での大会スケジュールを公開した。【関連記事】全米OPの開催が正式に決定。ついにテニスツアーが帰ってくる
新型コロナウイルスの影響のため、3月から中断していたテニスツアーが、約5ヵ月ぶりに再開されることになる。ATPツアーは以下のスケジュールが発表された。
「ATP500 ワシントンD.C.」:8月14日~8月21日
「ATP1000 シンシナティ(ニューヨーク開催)」:8月22日~8月28日
「全米オープン」:8月31日~9月13日
「ATP250 キッツビューエル」:9月8日~9月13日
「ATP1000 マドリード」:9月13日~9月20日
「ATP1000 ローマ」:9月20日~9月27日
「全仏オープン」:9月27日~10月11日
■新しいスケジュールは超過密に
今回発表された7大会の内、5大会はマスターズ1000とグランドスラムのいわゆるビッグタイトル。ビッグタイトルは、最長でも2週連続までで組まれるのが通常だった(マスターズ1000が2週連続、あるいは2週間の戦いであるグランドスラムが一大会のみ)。
しかし、今年は「ATP1000 シンシナティ(ニューヨーク開催)」が「全米オープン」と同じ会場で開催された後、すぐさま「全米オープン」が開幕。更に、「全米オープン」の閉幕と同日に、クレーコート大会である「ATP1000 マドリード」が開幕。そのまま「ATP1000 ローマ」、「全仏オープン」が休みなく行われる。
つまり、7週連続でビッグタイトルをかけた戦いが続く、異例の超過密スケジュールだ。
ほとんどのトップ選手たちは、通常であればマスターズ1000以上の大会はすべて出場するつもりでスケジュールを組む。しかし今年に限っては、出場大会を絞らざるを得ないと推測される。
また、アメリカからヨーロッパへの大陸間移動もあるため、検疫の面での懸念も残っており、ATPは今回発表されたスケジュールも変更の可能性があるとしている。
■「楽天ジャパンオープン」は史上初の中止が決定
ATPは「全仏オープン」以降のスケジュールは7月中旬に発表予定とし、また可能であれば今回発表されたスケジュールの間にATP250、ATP500の大会を追加するオプションを検討しているという。
しかし、例年10月の頭に開催されていた日本で唯一のATPツアー大会である「楽天ジャパンオープン」は、先んじて今年は中止することを大会公式サイトで発表。同大会が中止となるのは、1972年の第1回大会以来初めてとなる。
■WTAツアーや下部大会は8月3日から再開
女子のWTAツアーは、8月3日からの「パレルモ・オープン」から再開が決定。ATPツアーと同様に、7週連続でビッグタイトルを争う超過密スケジュールとなっている。またITFが主催する下部大会も、8月3日から再開することとなる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「全米オープン」での錦織
(Photo by Steven Ryan/Getty Images)