日本ハムのブランドン・レアード内野手が、22日に開幕する広島との日本シリーズへ「こうやって決勝(日本シリーズ)に進出するのは野球人生で初めて。すごく楽しみにしています」と意気込みを語った。■決戦でのMVP獲り意欲「その可能性はある」 日本ハ…

日本ハムのブランドン・レアード内野手が、22日に開幕する広島との日本シリーズへ「こうやって決勝(日本シリーズ)に進出するのは野球人生で初めて。すごく楽しみにしています」と意気込みを語った。

■決戦でのMVP獲り意欲「その可能性はある」

 日本ハムのブランドン・レアード内野手が、22日に開幕する広島との日本シリーズへ「こうやって決勝(日本シリーズ)に進出するのは野球人生で初めて。すごく楽しみにしています」と意気込みを語った。

 4年ぶりの日本シリーズ進出を決めたソフトバンクとのCSファイナルステージ(札幌ドーム)では大活躍だった。13日の第2戦で5回1死から来日初CS本塁打となる同点1号ソロを放つと、第3戦では初回、千賀から2試合連続の2号3ラン。日本シリーズ王手をかける白星に大きく貢献。第4、5戦は2試合連続無安打に終わったものの、打率.263(19-5)、2本塁打、4打点。打線を引っ張った。

「MVPを取れなかったことに関しては何とも思っていない。チームが勝つことが大事なので。(中田)翔がすごくいいところで打ってくれた。翔がMVPを取るべきだと思っていた」

 4年ぶりのリーグ優勝を決めた9月28日の西武戦(西武プリンスドーム)では4回1死で菊池から決勝39号ソロ。大一番で勝負強い打撃を見せた。その勝負強さの秘訣は、持ち味の明るさ、気持ちをコントロールできていることだという。

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■重圧かかる場面は「自分が輝ける場所と思っている」

「プレッシャーを感じる場面が大好きなんだ。そういうところこそ、自分が輝ける場所と思っている。いいプレッシャーを感じながら、結果を出せているのはいいこと」

 本塁打を放った際に見せる寿司パフォーマンスは今や代名詞となっている。22日から広島の敵地・マツダスタジアムで始まる日本シリーズでも試合を決める打撃を目指していく。

「日本シリーズでMVPを獲れたら本当に最高だね。今はすごく自信にあふれている。その可能性はあると思うよ。広島へ行ったことがあるし、個人的に大好きな球場。ファンも熱気であふれている。今からすごく楽しみです。これから1戦目へ向けて練習していきたい。期待してください。寿司大好きです」

 6、7番と下位打線での起用が続くが、一発長打のある打撃はカープにとっては脅威に違いない。パ・リーグ本塁打王を獲得した打撃に注目だ。