東京六大学野球リーグの早大が9日、東京・西東京市の同大学グラウンドで全体練習を再開した。最速149キロ右腕・柴田迅投手(4年・早大学院)はこの日、軽めの調整。プロから注目される中で、もうひとつの夢・パイロットにも挑戦し続けることを誓った。

 父の職業でもあり、幼い頃から空の世界に憧れている。野球と並行して航空会社の採用試験を受けた。コロナ禍でいったん休止したが、現在も選考の真っ最中。「めちゃくちゃ大変」と笑いつつ、充実感をにじませた。

 もちろんアスリートとしての覚悟もある。自粛期間中は練習に制限がかかる中、下半身主導の投球フォームへの修正に取り組んだ。「妥協せずに、最高の人生の選択ができるように」と今後も二つの夢を追いかける。

 ◆柴田 迅(しばた・じん)1998年6月2日生まれ、22歳。千葉県浦安市出身。右投げ右打ち。投手。177センチ、77キロ。小3から野球を始める。見明川中を経て、早大学院に進学。3年夏の西東京大会で8強。早大では2年春からベンチ入り。50メートル走6秒2、遠投115メートル。球種はスライダー、カットボール、2種類のカーブ、チェンジアップ。