新型コロナウイルスの感染拡大防止や給付金に関する詐欺被害について注意を促そうと、さいたま市は、J1浦和レッズの阿部勇樹選手(38)とJ2大宮アルディージャの菊地俊介選手(28)による防災無線を使った街頭放送を実施している。

 市危機管理課によると、今月末までの予定。放送はいずれも事前に録音したもので、今月7日に阿部選手が「不要不急の外出を控えるようお願いします」などと呼びかける放送を開始。18日からは代わって菊地選手が平日午前10時10分に「給付金などに便乗した詐欺事件が報告されています」などと注意喚起している。一方、土日の午後2時は、阿部選手が自粛を呼びかけるという。

 市は先月中旬から毎日2回、防災無線で外出自粛などを呼びかけてきたが、浦和側の提案で阿部選手による放送を開始し、大宮側にも参加を依頼した。防災無線の使用上の規則により、選手たちは名乗れないが、浦和の広報担当は「放送が少しでも話題となって耳を傾ける人が増えてほしい」と話している。(吉岡資)