「デーモン」のニックネームで親しまれる、世界26位(ランキングは3月16日付け)の若手アレックス・デミノー(オーストラリア)。自身のInstagramアカウントにてコート上での練習を再開したこ…

「デーモン」のニックネームで親しまれる、世界26位(ランキングは3月16日付け)の若手アレックス・デミノー(オーストラリア)。自身のInstagramアカウントにてコート上での練習を再開したことを報告しているが、その初球がまさかの一発となっている。デミノーは、泣き笑いやデーモンの絵文字を添えて「ロックダウン後の初球....。また勝負する準備ができたと思うよ」と冗談交じりに投稿。

その様子を撮影した動画をアップしているが、1球目のフォアハンドはフレームショットであろうか。上空に打ち上げ、デミノーも打ったボールの行方を見ながら白い歯をこぼしている。

この投稿にフランシス・ティアフォー(アメリカ)、ライリー・オペルカ(アメリカ)、ヤン レナード・ストルフ (ドイツ)らトップ選手も反応。ティアフォーは「おう、振り遅れてるな(笑)」とコメントし、デミノーに対し過去0勝4敗のオペルカは「それでも君は僕をズタズタにするだろう」とユーモアたっぷりに返している。

また、ATP(男子プロテニス協会)公式Twitterでもこの動画が紹介されており、ユーザーからは「まぁ、フレームも打つためにあるんだよ」「君はデーモンだよね?(笑)」「ボールは落ちてきたんだろうか」といったコメントが寄せられている。

現在テニスツアーは、新型コロナウイルスの影響のため少なくとも7月12日までは中断することが決まっている。その間もアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はハードなトレーニングに励み、ドミニク・ティーム(オーストリア)も先日テニスコートでの練習を再開したようだ。

トップ選手たちが、この厳しい状況が終息したのちに、また素晴らしいプレーを見せてくれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPカップ」でのデミノー

(Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)