スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―米屈指の飛ばし屋ダスティン・ジョンソンのスーパーショット 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、THE AN…
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―米屈指の飛ばし屋ダスティン・ジョンソンのスーパーショット
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、THE ANSWERでは過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバックする。今回は男子ゴルフ屈指の飛ばし屋、ダスティン・ジョンソン(米国)だ。2018年1月の米ツアーで、パー4の第1打でピンそば15センチにつける衝撃ショットが炸裂。あとひと転がりすれば……という“ホールインワン未遂”のスーパーショットの瞬間をPGAツアー公式ツイッターが動画付きで公開すると、「今まで見てきたな中で最も凄まじいドライブ」「歴代で最高のショットの1つに間違いない」などと海外ファンを仰天させた。
舞台はセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日だった。433ヤードの12番パー4。当時世界ランク1位のジョンソンは豪快にドライバーを振り抜いた。スイングの風を切る音がカメラまで聞こえ、ボールを破壊するかのような音を残し、あっというまにボールは小さくなっていった。しかし、この後、信じられない展開が訪れる。
フェアウェイ左にかっ飛ばしたボールは勢いが止まることなく、下りの斜面でどんどん弾んでいく。そして、そのままグリーンに届いたのだ。ただ、ボールは止まる気配がなく、さらに転がっていく。5メートル、10メートル。すると、その先にピンが見えた。完全にラインに乗って一直線。まさか――。
にわかにギャラリーが沸き立った。しかし、ボールはカップ直前で失速し、止まった。その距離、約15センチ。もうひと転がりすれば、ホールインワンという位置だった。奇跡の“パー4エース”は逃したが、信じられない一打にコース全体が一気に熱狂に包まれた。
ファン仰天の声続々「普通にやってのけているが、まったく普通ではない」
PGAツアー公式ツイッターは「“ここから壮大な馬力” 追跡…追跡……!!」と題し、動画付きで投稿。実に433ヤードを1打で15センチにつける衝撃ショットの一部始終を目の当たりにしたファンは、次々と仰天の声を上げている。
「正直に言って、今まで見てきた中で最も凄まじいドライブ」
「歴代で最高のショットの1つであることには間違いないだろう」
「DJ覇権は終焉を迎えそうにない」
「普通にやってのけているが、全く普通ではない」
「一体、誰が彼を止められるんだ」
現在も世界ランク5位とトップで戦い続けているジョンソン。東京五輪の延期が決まる前には不参加を表明していたが、2021年の開催となり果たして欠場の決断は覆るのだろうか。(THE ANSWER編集部)