東京五輪・パラリンピックの大会組織委が「世界の選手を応援しよう」をテーマに募ったポスター作品展で、福岡市立高取小5年の権藤茜(ごんどうあかね)さん(11)の作品が金賞に輝いた。新型コロナウイルスの影響で開催が1年ほど延期されることが決まったが、権藤さんは「きつい練習を乗り越えてきた選手を応援したい」と、変わらず心待ちにしている。

 作品は、明るい黄色の背景に「TOKYO 2020」の文字が赤色で浮かび上がり、その周りを水泳やテニス、空手、車いすマラソンなどの9人の選手が囲む。1480校から主に小学5年生と中学2年生が参加した企画展で、権藤さんが描いたポスターは3万7804点の応募の中から最高賞の金賞5作品のひとつに選ばれた。

 権藤さんがデザインを考えるためにインターネットで五輪やパラリンピックを調べてみると、初めて知る種目や国がたくさんあった。絵の具を混ぜ合わせ、選手の肌や瞳の色を多様に表現し、競技につかうボールやユニホームなども丁寧に再現。2週間かけて描くうち「開幕がどんどん楽しみになっていった」と、振り返る。