男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)の大会4日目、「グループB」の第2戦。日本対ジョージアの第2試合で、世界…

男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)の大会4日目、「グループB」の第2戦。日本対ジョージアの第2試合で、世界72位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界26位のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。6-2、6-3で西岡が勝利し、日本はこれで対ジョージア戦2勝0敗とした。1時間22分。

第1セット、序盤から自分の流れに持ち込んだ西岡がブレークに成功する。そしてそのリードを保ったまま、最後はバシラシビリのダブルフォルトで2つ目のブレークを奪い、第1セットを先取した。西岡はスローペースのリターンで粘り強いプレーを見せ、バシラシビリのアンフォーストエラーを誘った。

第2セット、先にブレークされた西岡だが、直後にブレークバックして追いつく。その後、お互いにブレークポイントを握り合ったが、終盤にラブゲームで西岡がブレーク。そして続くサービング・フォー・ザ・マッチを守り切り、勝利を決めた。

対ウルグアイ戦でも上位選手を破った西岡が、またしても上位選手を破った。特に今回は世界26位というかなりの上位だったが、しっかりと作戦を立てて勝ち抜く姿に頼もしさを感じることができた。

添田豪(日本/GODAI)、西岡が勝利して対ジョージア戦で勝利を決めた日本チーム。続くダブルスで松井俊英(日本/ASIA PARTNERSHIP FUND)/マクラクラン勉(日本)ペアも勝利を挙げ、第3戦のスペイン戦に向けて勢いをつけたいところだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPカップ」での西岡良仁

(Photo by Paul Kane/Getty Images)