男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)の大会4日目、「グループB」の第2戦。日本対ジョージアの第1試合で、世界…

男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)の大会4日目、「グループB」の第2戦。日本対ジョージアの第1試合で、世界119位の添田豪(日本/GODAI)が世界678位のAleksandre Metreveli(ジョージア)と対戦。4-6、6-3、6-2で添田が勝利し、日本がまず1勝目をあげた。試合時間は2時間15分。

第1セットの序盤でブレークした添田だが、中盤でブレークバックを喫する。さらに終盤でもブレークを許し、4-6で第1セットを落としてしまう。

第2セットでも、添田が序盤でブレークするがすぐにブレークバックされ、リードを作ることができない。しかし、中盤でなんとかブレークに成功してこのセットを取り、セットカウント1-1とした。

そして迎えた第3セット、第1ゲームでブレークした添田は、終盤にもブレークに成功。このセットではMetreveliにブレークチャンスを与えることなく、勝利を決めた。

いずれのセットでも添田が先にブレークして流れを作ろうとするも、Metreveliが粘りを見せて、という場面が多く見られた。しかし、添田も諦めずに第2セットから相手を上回る粘りを見せて日本チームに1勝目をもたらした。

第2試合は世界72位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が登場し、世界26位のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦する。西岡が勝利すると、日本はジョージア戦勝利となり、決勝トーナメント進出がグッと近づくことになる。

西岡はウルグアイ戦、世界45位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)に6-0、6-1で圧勝を飾っており、連続して自分よりランキングが上の選手から勝利を掴めるか期待がかかる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPカップ」での添田豪

(Photo by Paul Kane/Getty Images)