日本ハムの斎藤佑樹投手は救世主となるか――。■6日に1軍合流、栗山監督も期待 日本ハムの斎藤佑樹投手は救世主となるか――。 ロッテ戦(旭川)が雨天中止となった6日は札幌市内の日本ハム室内練習場で全体練習が行われた。そこには、この日から1軍合…
日本ハムの斎藤佑樹投手は救世主となるか――。
■6日に1軍合流、栗山監督も期待
日本ハムの斎藤佑樹投手は救世主となるか――。
ロッテ戦(旭川)が雨天中止となった6日は札幌市内の日本ハム室内練習場で全体練習が行われた。そこには、この日から1軍合流した背番号18の姿があった。練習後、優勝争いを繰り広げるチームへ貢献する熱意を打ち明けた。
斎藤「もう本当に、こういう場所で。与えられたポジションで出来ることをやっていくしかない。精いっぱい自分の仕事が出来るように頑張ります」
チームは今年最大級の試練が訪れている。6月中旬から抑えに転向し、21試合連続無失点中だったマーティンが左足首を捻挫。全治4週間で、この日出場選手登録を抹消された。さらに、8月に1.70を記録した救援防御率は9月3.24と悪化。ブルペン陣に疲れが見えてきている。
■1軍では中継ぎで結果、「一番求められるポジションで投げることが大事」
斎藤はイースタン・リーグで15試合登板し、3勝6敗、防御率4.58。2軍でも先発として結果を出せずにいたが、8月31日のDeNA戦(横須賀)では8回から4番手として登板。2者連続三振に奪うなど1イニングを3者凡退に抑えた。
1軍でも先発では3試合登板(計13回1/3)、0勝1敗、防御率4.72だが、救援では6試合登板(計7回1/3)、0勝0敗、防御率2.45。リリーフで適正を見せている。
斎藤「今年の前半も中継ぎの経験を思い出しながら。1球1球を丁寧に。変わらずにやっていければと思います。チームに一番求められるポジションで投げることが大事。どんな展開でもいける準備をしていきます」
現状ではロングリリーフなどで起用されることとなりそうだが、栗山英樹監督は「今いるメンバーがベストのチーム。佑樹はファームで抑えもやっていた」と期待を寄せる。首位・ソフトバンクと0.5ゲーム差で、残り19試合。斎藤佑樹のチームへ勢いを与えられる投球を期待したい。