アーティストのAndres Bellaさんが作ったラケットのアートをウイルソンの公式Twitterが紹介。ロジャー・フェデラー(スイス)の顔をストリングを使って表現した作品に世界中から驚きの声…

アーティストのAndres Bellaさんが作ったラケットのアートをウイルソンの公式Twitterが紹介。ロジャー・フェデラー(スイス)の顔をストリングを使って表現した作品に世界中から驚きの声が上がっている。

Bellaさんはニューヨーク在住のアーティストで、テニスのラケットやストリングをリサイクルして作品を生み出している。

彼が作った作品には、白く塗った多くのラケットの上に、赤く塗ったラケットを並べてハートマークを作ったものや、ストリングを使って動物を表現したものなどがある。

そして今回話題になったのが、ラケットの上にさまざまな色のストリングを張り、フェデラーの顔をラケットに浮かび上がらせたもの。

彼は他にもラファエル・ナダル(スペイン)や、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)などの選手をモチーフに作品を作っている。また、歌手のジョン・レノンやプリンス、ケネディ大統領や映画スターウォーズのレイア姫など、テニス選手にとどまらず、多様なモチーフを作り続けている。

今回、ウイルソンの公式Twitterが紹介したのは、Bellaさんがフェデラーの顔部分を作る早送りの動画。ラケットを何度もひっくり返し、細いストリングでフェデラーの顔が次第に出来上がっていく様子は、まるで魔法を見ているようだ。

これに世界中から「素晴らしい」「ビューティフル!」といった感想が寄せられた。中には「素晴らしいけれど、ロジャーの顔でボールを打つの!?」といったものもあった。

本来の目的で使用できなくなったものを、こういった形で再利用するのはとても面白い試みであるといえるだろう。

Bellaさんが今後、どのような作品を作り出していくのか、楽しみだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はブエノスアイレスでのエキシビションマッチの時のフェデラー

(Photo by Marcelo Endelli/Getty Images)