中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手が4日の巨人戦(東京ドーム)で先発し、プロ初勝利を挙げた。5-3で勝利したチームは今季初の6連勝を飾った。■9試合目の先発で初勝利、自身初2桁奪三振の力投 中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手が4日の巨人…

中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手が4日の巨人戦(東京ドーム)で先発し、プロ初勝利を挙げた。5-3で勝利したチームは今季初の6連勝を飾った。

■9試合目の先発で初勝利、自身初2桁奪三振の力投

 中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手が4日の巨人戦(東京ドーム)で先発し、プロ初勝利を挙げた。5-3で勝利したチームは今季初の6連勝を飾った。

 初回に坂本に先制2ランを被弾。2回に小林誠のタイムリーで3点差をつけられた。しかし、3回には走者を背負いながら坂本、阿部、村田のクリーンアップを3者連続見逃し三振に仕留めた。プロ最多127球を投げ、4者連続を含む自身初の2桁10奪三振。プロ最長タイ7回で3四球、6安打3失点に抑えた。

 打線は8回に爆発。1死二、三塁から代打・藤井の犠飛、代打・野本の適時打で1点差に迫ると、エルナンデスが2死二、三塁から逆転2点打を放った。1点リードした8回は祖父江と小川が無失点に抑えると、9回には1点を加点。その裏は田島が無失点に抑え、プロ入り5連敗中だった高卒新人が9試合目の先発登板で初勝利をマークした。

 神奈川・東海大相模高で昨夏の甲子園を制し、鳴り物入りで中日入りした。シーズン途中の谷繁監督の休養などゴタゴタ続きだったチームには明るいニュースとなった。一方の巨人は4連敗となった。