<写真・表彰式後、撮影に応じる選手たち> 11月24日、西京極総合運動公園陸上競技場にて、第97回関西学生サッカー後期リーグ戦最終節が行われた。関学は阪南大と対戦し、3-3で引き分けとなった。 勝利を決めれば、自力で関西第2代表でのインカレ…


<写真・表彰式後、撮影に応じる選手たち>

 11月24日、西京極総合運動公園陸上競技場にて、第97回関西学生サッカー後期リーグ戦最終節が行われた。関学は阪南大と対戦し、3-3で引き分けとなった。

 勝利を決めれば、自力で関西第2代表でのインカレ出場が決まる今試合。リーグ戦最終節は阪南大との対戦となった。試合開始直後の前半5分、相手のセットプレーからまさかの失点。3分後には、相手のシュートがゴールポストに直撃するも、GK馬場(社3)が攻撃を防いだ。同12分にはフリーキックを獲得すると、MF山本悠(国4)のボールにMF本山(商2)がヘディングシュート。だが、惜しくもゴール左へ流れた。その後は、我慢の時間が続いた関学。相手のパス回しに翻弄(ほんろう)され、試合は完全に相手のペースに。同33分にまたも失点し、そのまま前半終了。0-2で試合を折り返した。なんとか追いつきたい関学は、フォーメーションを変更し反撃開始。後半1分、本山がゴール前にクロスを上げると、そのままFW中村(文3)がヘディングシュート。見事に決めると、同12分にはFW山見(法2)がゴール前の混線でシュートを放ち、相手のオウンゴールを誘った。だが、同31分に失点。再び、追う展開となるも攻撃の手は緩めなかった。そして同42分、山見がゴール前からシュートを放つと一度はキーパーがセーブ。だが、すぐさまこぼれ球に反応し押し込み3-3。引き分けで、今年度のリーグ戦を終えた。また、大体大とびわスポ大の対戦結果により、関学がびわスポ大を得失点差で上回ったため、関学はリーグ戦を2位で終了。また、全日本インカレのシード権を獲得した。

 次戦は12月14日、浦安市運動公園陸上競技場にて、2019年度第68回全日本大学サッカー選手権大会が行われ、関学は東北地区第2代表と東海地区第2代表の勝者と対戦する。

 

試合後のコメント

竹本将太主将(経4)「前半と後半でチームの雰囲気が全く違った。前半苦しんだ要因はセットプレーを止めることができなかったこと。逆に後半はボランチを入れながら、前の意識を統一することができたと思う。インカレまで残り2週間の中で、しっかりと詰めていきたい。今試合は失点こそ多かったが、しっかりと3得点を挙げることができた。トーナメントで戦う力がついてきていると思う。この1年間はインカレで日本一を取るということを意識してやってきた。振り返ってみると、試合経験を積みピッチで戦う覚悟が生まれてきていると思う。ここから2週間、さらに『きょうそう』を前向きにやっていきたい。このチームは日本一を目指すことができる実力を持っている。その実力を発揮できるかが、勝利につながってくると思う。自信を持ってインカレに臨む」