プロ野球は31日、各地で6試合が行われた。■燕・小川完封勝利、オリ70敗、西武・森初サヨナラ打、楽天16安打大勝 プロ野球は31日、各地で6試合が行われた。 セ・リーグでは首位・広島がDeNAに3-0で完封勝ち。2連勝で7カード連続のカード…
プロ野球は31日、各地で6試合が行われた。
■燕・小川完封勝利、オリ70敗、西武・森初サヨナラ打、楽天16安打大勝
プロ野球は31日、各地で6試合が行われた。
セ・リーグでは首位・広島がDeNAに3-0で完封勝ち。2連勝で7カード連続のカード勝ち越しを決め、優勝マジックを10とした。先発予定だった福井が急きょ登板を回避。2年目・薮田が緊急登板となったが、6回5奪三振4四球、2安打無失点。1軍昇格後は中継ぎだった右腕が今季2勝目を挙げた。打線は初回にエルドレッドの適時内野安打などで2点先制。6回には鈴木の22号ソロで加点した。本拠地・マツダスタジアムでは6連勝。2連敗のDeNAは2安打完封負け。2カードぶりのカード負け越し。4位・ヤクルトと1.5ゲーム差となった。
2位・巨人はヤクルトに0-4で完封負け。首位・広島と12ゲーム差に広がった。先発の田口が6回6安打2失点で7敗目。自身の連勝は6で止まり、初の2桁勝利はお預け。ヤクルトは先発の小川が散発5安打の力投で1年ぶりの完封。自身初の3試合連続完投勝利となった。3位・DeNAに1.5ゲーム差に迫った。
中日は阪神に1-0で完封勝ち。5月上旬以来の3連勝で、3カードぶりの勝ち越しを決めた。先発の吉見が8回4安打無失点で6勝目。7回には自ら決勝打を放った。阪神は今季ワーストタイ、3度目の5連敗。メッセンジャーは7回4安打1失点で9敗目を喫した。
パ・リーグでは首位・ソフトバンクが西武に7-8で逆転サヨナラ負け。優勝マジック点灯への7度目の挑戦も不発に終わった。2点差の9回、守護神・サファテが崩れた。1死二塁から浅村の左越え適時二塁打で1点差とされると、2死一、二塁では森に左越えの逆転サヨナラ2点二塁打を浴びた。西武は森のプロ初のサヨナラ打で今季5度目のサヨナラ勝ち。5番手・大石が今季初勝利となった。
2位・日本ハムは楽天に4-13で大敗。今季ワーストタイ、3度目の3連敗を喫した。首痛から復帰した先発・メンドーサが4回途中で2被弾を含む7安打6失点KO。5点差の3回に大谷、中田の連続タイムリーなどで2点差に迫ったが、投手陣が今季ワーストタイ13失点。ここ2試合で22失点と崩壊している。楽天は4本塁打を含む16安打と打線爆発。連勝で3カード連続勝ち越しを決めた。
3位・ロッテはオリックスに7-5で逆転勝ち。角中が3点差の5回に同点7号3ランを放つと、6回には走者一掃の3点三塁打。自己最多6打点の大暴れを見せた。新人の高野はプロ初勝利。3連勝を逃したオリックスはリーグ最速70敗目。東明はプロワーストタイ7失点で自身9連敗で9敗目を喫した。
【セ・リーグ】
◇広島 3-0 DeNA(マツダスタジアム)
勝 薮田(2勝1敗)
敗 三嶋(0勝1敗)
S 中崎(28セーブ)
HR【広】鈴木22号
◇巨人 0-4 ヤクルト(富山)
勝 小川(8勝5敗)
敗 田口(9勝7敗)
◇中日 1-0 阪神(ナゴヤドーム)
勝 吉見(6勝5敗)
敗 メッセンジャー(11勝9敗)
S 田島(13セーブ)
【パ・リーグ】
◇西武 8×-7 ソフトバンク(西武プリンスドーム)
勝 大石(1勝0敗)
敗 サファテ(0勝7敗)
HR【ソ】柳田18号、内川15号
◇日本ハム 4-13 楽天(東京ドーム)
勝 塩見(7勝7敗)
敗 メンドーサ(7勝6敗)
HR【楽】ペゲーロ5号、ウィーラー24号、岡島4号、島内8号
◇ロッテ 7-5 オリックス(QVCマリン)
勝 高野(1勝0敗)
敗 東明(1勝9敗)
S 益田(11セーブ)
HR【ロ】角中7号