日本ハムの栗山英樹監督が30日、1か月以上マウンドから遠ざかっている大谷翔平を早い段階で投手として復帰させる考えを明かした。■1か月以上マウンドから遠ざかる大谷、「どこでいけるのか見て判断しないと」 日本ハムの栗山英樹監督が30日、1か月以…
日本ハムの栗山英樹監督が30日、1か月以上マウンドから遠ざかっている大谷翔平を早い段階で投手として復帰させる考えを明かした。
■1か月以上マウンドから遠ざかる大谷、「どこでいけるのか見て判断しないと」
日本ハムの栗山英樹監督が30日、1か月以上マウンドから遠ざかっている大谷翔平を早い段階で投手として復帰させる考えを明かした。
大谷は中継ぎで登板した7月24日のオリックス戦(札幌ドーム)以降はマウンドに立っていない。その後はブルペンでの投球練習で調整しているが、ソフトバンクとの優勝争いが激しさを増す中、栗山監督は投手・大谷の必要性を説いた。
「こまめにブルペンに入れているのは意図がある。どういう戦い方をすれば、勝ち星が増えるのか。どこでいけるのか見て、こっちが判断しないと」
最近5試合でチームは2勝3敗と負け数が先攻。それでも、低調だった打線には当たりが戻りつつある。最近5試合では打率.500(14打数7安打)の西川遥輝を筆頭に、中田翔は打率.450(20打数9安打)、3本塁打、6打点。陽岱鋼も打率.429(21打数9安打)と当たっている。
■「いけるタイミングはいくつかある」
まずは中継ぎとして登板することとなりそうだが、強打を誇る大谷が登板復帰しやすい環境は整いつつある。
「(大谷を投手で)いけるタイミングはいくつかある。もうすぐ投げるよ。この時期は、どこが相手でも、1つ勝つのが大変な時期。1つの試合をどう勝つかしか考えていない」
首位ソフトバンクと0.5差。シーズンは残り24試合となった。栗山監督は具体的な登板日は口にしなかったが、大谷の登板復帰はホークスとの優勝争いの大きなキーポイントとなりそうだ。