野球のU-18アジア選手権が8月30日に台湾で開幕した。日本は台中インターコンチネンタル球場で香港と対戦、毎回の得点で19-0と圧勝した。日本の先発は寺島成輝(履正社)。今夏の甲子園を沸かせた左腕は初回から3者連続三振を奪うと、その後も香港…

野球のU-18アジア選手権が8月30日に台湾で開幕した。日本は台中インターコンチネンタル球場で香港と対戦、毎回の得点で19-0と圧勝した。

日本の先発は寺島成輝(履正社)。今夏の甲子園を沸かせた左腕は初回から3者連続三振を奪うと、その後も香港打線に付け入る隙を与えない。5回無失点、12奪三振、1四球で力の差を見せつけた。

打線は小枝守監督が「思ったより意気込みすぎていた」と言うように、一巡目は固くなっているところも見られた。だが二回り目からは本来の打撃が見られ、鈴木将平(静岡)には2ランも飛び出している。

初戦を快勝した日本に野球ファンからは、「U-18の香港戦いろいろとおもろかった」「19-0…えげつねぇ」「投手陣安定し過ぎだし打線えぐすぎる」などの声が寄せられている。

「今日のテーマは相手より先に点を与えないこと、打線に勢いをつける投球ができればと思いました」と寺島。慣れない海外のマウンドには、「粘土質なので、掘れないところもありました」と違和感もあったが、うまく合わせることができたと振り返った。

日本の第2戦は8月31日19時30分から。相手は1次ラウンド最大のライバル台湾。中継はBS-TBSとAbemaTVが担当する。