箱根駅伝で2年ぶりの王座奪還を目指す青学大の原晋監督(52)は9日、同大相模原キャンパスで小学4年生以上を対象としたイベント「青トレコンディショニング」に出席した。学生3大駅伝を出雲5位、全日本2位で終え、残すは箱根路。「1つのミスで順位を大きく落としかねない、超戦国駅伝時代。ただ、優勝は譲れません」と闘志を燃やした。

 今季は5強と呼ばれるチームが主導権を握ってレースを展開してきた。箱根前回王者・東海大、11年連続3位以内の東洋大、スーパールーキー擁する駒大、出雲路初制覇で勢いに乗る国学院大、そして青学大。「順当にいけば、この5校で優勝を争うことになる」。その上で優勝を争うポイントを4つ挙げた。

 「1つは『エース』がいること。その上で、底上げされた『選手層』が必要。メンバー外も含めて、一枚岩にならないといけないからです。そして『山上り』と『山下り』。これは欠かせません」

 『エース』は昨季3大駅伝全てで区間賞を獲得した吉田圭太(3年)が今季もしっかり結果を残し、チームを引っ張る。『選手層』も上級生を中心に十分そろっている。一方、4年連続6区を担った小野田勇次が卒業し、2年連続5区の竹石尚人(4年)は出雲5区6位と元気がない。「あとは『山上り』と『山下り』。ただ、ようやくそこも光が見えてきた。あとは、冷静に走れるかどうかでしょう」と自信をみせていた。