昨季限りでロッテを戦力外となった中後悠平投手が念願のメジャー昇格に向けて着実に前進している。■1Aから17試合連続無失点、マイナーで好投見せる中後 昨季限りでロッテを戦力外となった中後悠平投手が念願のメジャー昇格に向けて着実に前進している。…

昨季限りでロッテを戦力外となった中後悠平投手が念願のメジャー昇格に向けて着実に前進している。

■1Aから17試合連続無失点、マイナーで好投見せる中後

 昨季限りでロッテを戦力外となった中後悠平投手が念願のメジャー昇格に向けて着実に前進している。

 現在、ダイヤモンドバックス傘下3Aのリノに所属する26歳左腕はここまで3Aで10試合に登板。23日(日本時間24日)のサクラメント戦では7回2死満塁の場面で登板し、トラビス・イシカワに2点適時打を浴びたものの、失点はつかず、ここまで防御率0.00。3A昇格前の1Aを含めると17試合無失点を続けている。

 ロッテを戦力外となった直後はNPBの合同トライアウトでも新たな所属先は見つからず、一時はルートインBCリーグの武蔵への入団も発表となったが、今年3月にはダイヤモンドバックスとマイナー契約が実現。ルーキーリーグから出発し、8月3日には3A昇格を引き寄せた。

 25日(同26日)のタコマ戦では7回から登板。1イニングを投げ、2奪三振無失点の好投を見せており、3Aでは6回1/3を投げ、4安打9奪三振1四球、防御率0.00(日本時間27日時点)。メジャー昇格に向けて懸命にアピールを続けている。

 最近では巨人を戦力外となった村田透がインディアンスでマイナーから這い上がり、渡米5年目の2015年にメジャーデビューをつかんだ。元ロッテのドラフト2位左腕は、夢の舞台にたどり着けるか。今後の活躍が期待される。