<写真・出艇する安部(左)・畑山組> 11月4日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて第84回全日本学生ヨット選手権大会最終日が行われた。 3日目までを終え、関学は総合9位。最終日のきょうは2レースを消化した。序盤の遅れをなんとか取り戻したかった…


<写真・出艇する安部(左)・畑山組>

 11月4日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて第84回全日本学生ヨット選手権大会最終日が行われた。

 3日目までを終え、関学は総合9位。最終日のきょうは2レースを消化した。序盤の遅れをなんとか取り戻したかったが、470級の第3レースでは上位に食い込めず。続くスナイプ級は藤原(人2)・森本優(経2)が3位でフィニッシュした。最終レースでは、470級の池淵(社3)・木下(商4)が7位でフィニッシュするも、総合で順位を上げることはできず。4日間で全4レースを消化し、関学は総合8位。2年連続で総合入賞を逃した。なお、4年生は今大会で引退となった。

 次戦は11月30日、12月1日に同会場にて令和元年度関西学生ヨット新人選手権大会が行われる。

【最終成績】

・470級

1位 慶大 96点

2位 日大 123点

3位 早大 255点

10位 関学 386点

・スナイプ級

1位 京大 241点

2位 同大 275点

3位 早大 279点

10位 関学 385点

・総合

1位 慶應 422点

2位 日大 465点

3位 早稲田 534点

8位 関学 771点

試合後のコメント

畑山惣一朗主将(経4)「長い歴史がある中で、この1年、自分たちのチームをつくってきた。多くの人が、いいチームだと言ってくれたことはうれしく、だからこそ自分たちの代で勝ちたかった。ヨットは勝つために色々な要素がある中で、勝てる流れを持ってこれなかった。自分たちのチームは良いところを伸ばす方針から、マイナス面を埋めることが欠けており、厳しさや必死さが足りなかったことが敗因だと今は考えている。ヨットを大学から始めた自分が1年間主将として新しい風を吹き込み、また、今大会でも一番前を走ったことで、どんな人でもどんな立場でも自分の役割を持って、存在意義を持てると証明できた。来年度も、自分にしかない自分たちのカラーを出していってほしいと思う。これなら勝てると思える最高のチームをつくって、自分たちが始まりの代だという意気込みで総合優勝を成し遂げてほしい」