日本ハムの中田翔内野手が25日、ソフトバンクとの優勝争いへ気合を入れ直した。■リーグ単独トップ86打点で奪首に貢献、「楽しみながら戦えればいいけど…」 日本ハムの中田翔内野手が25日、ソフトバンクとの優勝争いへ気合を入れ直した。 この日のロ…

日本ハムの中田翔内野手が25日、ソフトバンクとの優勝争いへ気合を入れ直した。

■リーグ単独トップ86打点で奪首に貢献、「楽しみながら戦えればいいけど…」

 日本ハムの中田翔内野手が25日、ソフトバンクとの優勝争いへ気合を入れ直した。

 この日のロッテ戦(QVCマリン)は4-1で快勝。マイナス0.5差だった首位・ソフトバンクが楽天に逆転負けしたため、日本ハムが今年初めて首位に浮上した。主砲は試合後、4年ぶりのリーグ制覇がかかった残り29試合への思いを明かした。

「1試合でも落としたら厳しくなる。楽しみながら戦えればいいけど、そんな軽い言葉で済ましてほしくない。みんなプレッシャーを感じる中で一生懸命やっている。1試合1試合、集中してやるしかない」

 初回2死二塁で左前へ先制タイムリーを放つと、2点リードの3回1死三塁で左翼線適時二塁打を放った。西武・メヒアを突き放すリーグ単独トップの86打点目。それでも、自身の打撃には素っ気なく振り返った。

【次ページ】12年は4番として優勝に貢献した主砲の思い

■12年は4番として優勝に貢献した主砲の思い

「(先制打は)いいところに打球が落ちた。それだけ。(3回の中押し打は)1打席1打席、新たな気持ちで打席に立っているので」

 12年は自身初めて4番としてリーグ制覇に貢献。優勝争いの厳しさは分かっている。

「みんな、しんどい思いをしている。それは他球団も一緒だけど」

 お立ち台では「ここまで来たら、ぶっつぶすしかない」と激しくホークス撃破を誓っていたが、あれは“マイクパフォーマンス”なのだろう。復調の兆しを見せた4番のバットに注目だ。