広島の中崎翔太が21日のヤクルト戦の9回に登板。1イニングを打者3人でぴしゃりと抑え、危なげなく25セーブ目を上げた。■抜群の安定感で8戦連続無失点、巨人戦へ「どこが相手でもしっかり投げる」 広島の中崎翔太が21日のヤクルト戦の9回に登板。…

広島の中崎翔太が21日のヤクルト戦の9回に登板。1イニングを打者3人でぴしゃりと抑え、危なげなく25セーブ目を上げた。

■抜群の安定感で8戦連続無失点、巨人戦へ「どこが相手でもしっかり投げる」

 広島の中崎翔太が21日のヤクルト戦の9回に登板。1イニングを打者3人でぴしゃりと抑え、危なげなく25セーブ目を上げた。

 これが50試合目の登板。3連投は今季2度目だが、全く疲れを感じさせなかった。「3連投だけどいつもと同じでした。ひやりとするような当たりもあったけれど、抑えられて良かったです」といつも通り淡々と振り返った。

 チームは11連勝して以来、今季2度目の6連勝。接戦をきっちりとものにできているのは、救援陣が結果を残しているからこそ。中でも、今季初めて3日連続でセーブをマークした中崎の安定感は光る。

 これで8試合連続無失点で、好調の要因については「それはわからないですね」とはぐらかし、節目の50試合登板についても「今日で終わりじゃないですから」とそっけないが、表情は充実していた。

 23日からは巨人との3連戦。初戦に勝てばマジック20が点灯する。今季、巨人戦は接戦ばかり。そして重要な試合になればこそ、中崎への期待も負担も大きくなる。

 最後に失点したのは8月5日の巨人戦。同点の9回に痛恨の勝ち越しを許した試合だったが、「どこが相手でもしっかり投げるだけです」と強く意識することはない。