先週末、世界を沸かせたテニスのチーム対抗戦「レーバー・カップ」。しかし、その「レーバー・カップ」に出場したトップレベルの選手たちが今週不調にあえいでいる。チーム・ワールドの一員として参加したジ…

先週末、世界を沸かせたテニスのチーム対抗戦「レーバー・カップ」。しかし、その「レーバー・カップ」に出場したトップレベルの選手たちが今週不調にあえいでいる。

チーム・ワールドの一員として参加したジョン・イズナー(アメリカ)は、「ATP250 成都」(中国・成都/9月23日~29日/ハードコート)に第1シードで出場したものの、世界98位のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)を相手に初戦敗退。

同じくチーム・ワールドで参加した第6シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)も、世界71位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を相手に1回戦で姿を消した。

「ATP250 珠海」(中国・珠海/9月23日~29日/ハードコート)でも、第6シードで出場したチーム・ワールドのニック・キリオス(オーストラリア)が、世界74位のアンドレアス・セッピ(イタリア)にストレートで初戦敗退となった。

また第1シードで出場したチーム・ヨーロッパのステファノス・チチパス(ギリシャ)は、初戦の第2セットを終えた時点で途中棄権を余儀なくされた。

また今週ではないが、チーム・ヨーロッパのラファエル・ナダル(スペイン)は、「レーバー・カップ」最終日にロジャー・フェデラー(スイス)とペアを組んだダブルスと、シングルスの2試合を行う予定だったが、左手首の炎症により欠場。チーム・ワールドのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は、9月30日開幕の「楽天ジャパンオープン」に出場を予定していたが欠場を余儀なくされた。

選手たちは直近では、アメリカ開催の「全米オープン」、スイス開催の「レーバー・カップ」、そして今週は中国と、時差が大きい距離を移動。シーズン終盤ということもあり、疲れが出たのかもしれない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「レーバーカップ」でのチチパス

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images for Laver Cup)