◆2019年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆9月22日 対法大 明治神宮球場打者成績守備位置選手名・学年・出身校打数安打打点[7]宮崎 仁 (コ1=大阪桐蔭) 400[5]冨永 (コ3=桐蔭学園)410[9]太田 (コ2=智辯学園) 300[…

◆2019年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆

9月22日 対法大 明治神宮球場

打者成績

守備位置選手名・学年・出身校打数安打打点
[7]宮崎 仁 (コ1=大阪桐蔭)
[5]冨永 (コ3=桐蔭学園)
[9]太田 (コ2=智辯学園)
[3]山田 (コ1=大阪桐蔭)
[4]江藤 (済4=東海大菅生)
[8]金川 (社2=立教新座)
[6]宮 慎 (コ3=市立船橋)
[2]藤野 (営4=川越東)
伊藤智 (コ3=高田)
[1]手塚 (コ4=福島)
宮崎晃 (コ4=相模原)
中﨑 (観3=立教新座)
三井 (コ3=大阪桐蔭)
中川 (コ3=桐光学園)

投手成績

選手名・学年・出身校投球回球数被安打奪三振与四死球自責点
手塚 (コ4=福島)3 2/373
宮崎晃 (コ4=相模原)1/315
中﨑 (観3=立教新座)40
中川 (コ3=桐光学園)31

晴れ晴れとした天気に恵まれた。オープン戦とは違う雰囲気が神宮球場を包み込む。昨日、黒星を喫し絶対に負けられない立大。法大は3連勝と勢いに乗っている。本日マウンドを任されたのは、手塚(コ4=福島)。立ち上がりから、打たせて取るピッチングで相手打線を封じ込める。しかし、3回から捕まり失点を許してしまう。打っては、山田(コ1=大阪桐蔭)がマルチ安打の活躍を見せた。RIKKIOの4番からこの秋も目を離せない。


ガッツポーズをする中﨑(観3=立教新座)

「立ち上がりは良かった」と話した先発・手塚も3回に法大打線に捕まり、得点を許してしまう。次にマウンドを任されたのは宮崎晃(コ4=相模原)。四球も絡み満塁のピンチを招いてしまうが、三振で悪い流れを断ち切ったのは、3番手・中﨑だった。3回を3つの三振を含む9人で仕留める安定感のあるピッチングを見せた。自身の投球に思わずガッツポーズ。中﨑の投球は立大打線を鼓舞するには十分な内容だった。


適時打を放った手塚

得点を許した直後の3回裏、相手のミスにより宮慎(コ3=市立船橋)が出塁する。続く藤野(営4=川越東)が犠打により、チャンスメイクに成功する。ベンチの温度も一気に上昇する。ここで打席に立ったのは手塚。初球を中堅前に運んだ。宮慎は本塁に帰還し、自身は2塁に進んだ。あわやホームランという特大の安打。しかしその後は打線が繋がらなかった。
再びチャンスが訪れたのは6回、冨永(コ3=桐蔭学園)の右翼前安打からだった。山田は4番の仕事を果たした。右翼前適時打を放ち、冨永に本塁を踏ませる。続く江藤(コ4=東海大菅生)も2塁適時打を放ち、追加点を獲得する。その後も追加点を獲得したかったが、打線が沈黙し追いつくことはできなかった。
1カード目ということもあって、試合勘を取り戻せずに苦戦する選手も多くいた。4年生である江藤が、「先発での出場機会が少ない選手が多いので、その点では緊張している」と話すように、神宮球場の雰囲気は独特だ。その中でも夏季オープン戦から先発に名を連ねる冨永は安打を放ち、これから戦う球場に合わせようとしている。次週控えるのは、慶大戦だ。「優勝する上で絶対に落とせない試合」と主将・藤野が話すように、何が何でも勝ちにいかなくてはいけない。来週は、タテジマ戦士の笑顔が見たい。
(9月22日・坂東和奏)
◆コメント◆
本日先発し、先制適時打を放った手塚#19
今日に向けて全力注いで準備してきましたし、「絶対できる」という自信を持っていました。左打者が多いですし、その中で調子がいい打者が散りばめられている打線だったので、調子のいい打者にチャンスを与えないようにということをテーマに投げました。その中でもしっかり投げ切れたのは良かったと思います。次の試合でもしっかりできるようにしたいです。

リリーフとして登板し、追加点を呼び込む投球を見せた中﨑#15
昨日自分が打たれて負けたのもありますけど、チームとしては戦力的な差はそこまで接った試合でないのでバッター陣中心に打ち勝とうという想いでした。ピッチャー陣ももちろん明日こそ抑えようという想いでした。昨日はピンチの場面で上がって、地に足がついていない状態でしたけど、今日は点差もあって、逆に開き直ってうまく肩の力を抜いて投げれました。

溝口監督(平成3年度卒=湘南)
勝てないということではなくて、投打ともに2試合で力負けしたという感じですね。安打数が違うわけではないし、圧倒的なものを見せつけられたわけではないのですが、明らかにポイントで力を発揮した法政と、出来なかった立教と、そこで力負けしたと思っいてます。

先制のホームを踏んだ宮#2
(5回に内野安打、判断力が光った)簡単に打てる相手ではないことがわかっていたので、自分は本日バットを初球から振っていきました。サードも油断してるのではないのかと思って、変化を加えていきたいなと思いました。あの時の流れでズルズルと続いてしまうのが一番嫌なので、自分が起爆剤になれるようにやっていこうと思った結果でした(開幕戦スタメンショート)開幕スタメンは3回目なのですが、今までシーズンを出きったことがなくて。今回は4年生が最後ですし、自分が守備の要だと思うので、どんどんチームを鼓舞してやっていけたらと思います

6回二塁適時打を放った#5江藤
(4年生から見て1回戦目どう感じた?)ラストシーズン、もちろん優勝したい気持ちがあるので悔しいですけどまだまだ4カードあるので。逆に初戦で緊張がほぐれたと思うので、来週からエンジン全開で頑張ろうかなと感じています(次戦の慶大に向けて)今回より球速が上がる投手がたくさんいるのでしっかり準備して。打っていけるように調整して来週臨んでいきたいと思います

盗塁を刺した主将・#10藤野
(昨日の敗戦から)昨日打線としての機能がなくて、投手が頑張っていました。しかし点が取れずに、今日こそは点を取って勝とうと話はしていました。変えようという意識はみんなありましたけど、変えきれなかったと思います。(次戦の慶大に向けて)優勝する上で絶対落とせない試合なので、全力で2連勝できるように準備していきます