満足のいく演技を披露した鈴木

12月に開催される全日本選手権出場をかけた最初の予選である東京選手権大会がダイドードリンコアイスアリーナで開催された。大会2日目の女子ショートプログラムに、慶大からは鈴木星佳(総4・慶應湘南藤沢)と小堀瑛美(環3・県立千葉)が出場した。緊張感漂う雰囲気の中、両選手共にフリー進出を決めた。

9月22日(日) 2019東京フィギュアスケート選手権大会

@ダイドードリンコアイスアリーナ

☆試合結果

クラス選手名学部学年・出身校点数順位
シニア女子鈴木星佳総4・慶應湘南藤沢48.017位
 小堀瑛美環3・県立千葉37.4819位


演技中笑顔を見せる鈴木

まず登場したのは、ラストイヤーの鈴木星佳(総4・慶應湘南藤沢)。シーズン前半から披露してきたプログラム「My Way」をスピ―ド感のあるスケートで披露していく。冒頭のダブルアクセルを完璧に決めると、続くコンビネーションジャンプも綺麗に着氷。最後のジャンプであるトリプルトーループも決めた。時折笑顔を見せながら、鈴木のスケートへの想い溢れるステップをリンクいっぱいに踏んでいく。演技終了後、会場にはスタンディングオベーションをする多くの観客がいた。結果は自己ベスト更新の48.01点で7位。昨年は叶わなかったフリー進出を決めた。


気持ちを込めて演技する小堀

続いて登場したのは小堀瑛美(環3・県立千葉)。小堀は6月に開催されたアクアカップを怪我のため棄権。今大会も腰に痛みが残る状態での出場となった。演技冒頭、トリプルトゥループからのコンビネーションジャンプを綺麗に着氷。続くトリプルサルコウは抜けてしまい無得点になったもののダブルアクセルは成功させ、最後まで情感のこもった演技を披露した。この演技について「練習通りかそれより少し良いくらい」と表情明るく振り返った小堀。怪我の不安が残るなかでもしっかりと演技をまとめ切り、フリーに向け「強い気持ちで挑む」と意気込みを見せた。

(記事・写真:相川環、高井真衣)

以下、選手コメント

鈴木星佳(総4・慶應湘南藤沢)

――今日の演技を振り返って

練習してきたことが出し切れたのが、すごく嬉しかったです。所々、ちょっとずつ改善できるところはあると思うのですが、全体を通して表現したいものが自分の中でできた気がするので、すごく嬉しかったです。

――ノーミスの演技でしたが、最後の三回転トーループにはどういった気持ちで臨みましたか

何回も練習してきたので、余計なことは考えずに、トーループのどこを気を付けるかだけを考えていました。

――今大会に向けて重点的に練習してきたところ

前の試合でフリーを通して集中を保つというのが課題だったので、曲の中でジャンプが入るように、曲を何個かに区切って流れの中でジャンプを決めれるように練習していました。ブロックになると少しの点差が大きな順位の差に繋がるので、ジャンプ以外の表情とかスピンやステップの1つ1つの要素を加点がもらえるように練習しました。

――明日のフリーに向けて

明日も、沢山練習してきたのでそれを出し切れるように、自分がやりたい演技ができるように集中して頑張りたいと思います。

小堀瑛美(環3・県立千葉)

――今日の演技を振り返って

ジャンプはトゥループとアクセルは自分の中でいいと思えるものが出来たので良かったんですが、サルコウは失敗してしまったのでそれが少し悔しいですけど、練習通りかそれより少し良いくらいだったので良かったかなと思います。

あと、スピンが痛みのあるところがあり今まで通りの構成で出来なくて全然レベルが取れなかったり、ポジションも汚いので、痛みが良くなればもとの構成に戻して無理だったら無理なりに今できるスピンをもう少し綺麗にできたらなと思いました。

――アクアカップを棄権したのも怪我の影響ですか

そうです。腰が痛くて夏も思うように練習出来ない時間が結構長くてスピンもあまり出来ないという感じなんですけど6分間練習の前に少しジャンプが飛べてきたので良かったです。

――今日は観客も多かったですが緊張感はありましたか

お客さんはそんなに気にならなかったんですけど3年生だしずっと出てきた東京ブロックがあと2回なんだと思うと「頑張らなきゃ」と思って緊張しました。

――すごく想いを込めて滑っていたように見えました

想いを込めて滑ることを慶應の合宿ですごく練習して後輩や先輩からアドバイスをもらったりして少しはレベルアップできたかなと思ったので、何か想いを込めてというよりは教えてもらったりみんなで良くしてきたものを出せるようにという気持ちで滑りました。

――フリーに向けて意気込みをお願いします

今日本番で良いジャンプが飛べたので引き続きフリーでも飛べるようにというのと強い気持ちで挑むことを大事にしたいです、