「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/8月15~21日/ アメリカ・オハイオ州シンシナティ/賞金総額280万4000ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦が行われ、8強が出揃った。第15シードのカロリーナ・プ…

 「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/8月15~21日/ アメリカ・オハイオ州シンシナティ/賞金総額280万4000ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦が行われ、8強が出揃った。第15シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は、日本の土居美咲(ミキハウス)を7-5 6-3で破り、準々決勝に一番乗りした。土居は、肩の炎症のため直前で棄権したディフェンディング・チャンピオン、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の代わりにラッキールーザーで本戦入りしていた。

 第2シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)も、バーボラ・ストリコバ(チェコ)に7-6(3) 6-4で勝って準々決勝に進出した。大会に優勝すれば、ケルバーは183週連続で世界1位のセレナから首位の座を奪うことになる。

 第3シードのシモナ・ハレプ(ブルガリア)は、ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を6-1 6-2で簡単に退けた。第4シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)もアナスタシア・パブリウチェンコバ(ロシア)に7-5 6-1でストレート勝ちした。

 準々決勝には、上記のプリスコバ、ケルバー、ハレプ、ムグルッサの ほか、第5シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)、第9シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)、第7シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)、ティメア・バボス(ハンガリー)が勝ち上がった。準々決勝の顔合わせは、プリスコバ対クズネツォワ、ムグルッサ対バボス、ラドバンスカ対ハレプ、スアレス ナバロ対ケルバーとなっている。(C)AP