プロ野球は18日、各地で4試合が行われた。セ・リーグでは、巨人が中日に競り勝った。同点の9回、2死から代打・堂上が二塁打で出塁すると、長野がタイムリーツーベース。■巨人は長野が決勝打、SBは3連敗、日ハムは中田決勝打&増田好投で1…

プロ野球は18日、各地で4試合が行われた。セ・リーグでは、巨人が中日に競り勝った。同点の9回、2死から代打・堂上が二塁打で出塁すると、長野がタイムリーツーベース。

■巨人は長野が決勝打、SBは3連敗、日ハムは中田決勝打&増田好投で11.5差ひっくり返す

 プロ野球は18日、各地で4試合が行われた。セ・リーグでは、巨人が中日に競り勝った。同点の9回、2死から代打・堂上が二塁打で出塁すると、長野がタイムリーツーベース。最後は澤村が1死一、二塁のピンチを招きながら、1点のリードを死守した。8回の1イニングを無失点に抑えた山口が今季初勝利。中日は3番手の又吉がつかまり、勝ち越し点を奪われた。

 楽天はロッテに逆転勝利。1点を追う4回にアマダーがロッテ先発・唐川から逆転2ラン。8回にもアマダーが阿部からソロ本塁打を放ち、貴重な追加点を奪った。助っ人が全打点を挙げる活躍で勝利。6回途中7安打1失点と粘りの投球を見せた美馬が8勝目を挙げた。ロッテは唐川が6回1失点と力投したが、打線が援護できなかった。

 西武はソフトバンクに勝利。1点を追う6回にメヒアのリーグトップ29号のソロ本塁打で追いつくと、呉の2点タイムリーで勝ち越し。8回には浅村がソロ本塁打を放ち、試合を決めた。浅村は初回にも2点打を放っており、3打点の活躍だった。先発の多和田は6回3失点も4勝目。ソフトバンクは先発・東浜が粘れず、4回以降は打線も沈黙。3連敗で2位・日本ハムにゲーム差をひっくり返されたが、勝率1厘差で上回り、マイナス0.5ゲーム差で首位を守る珍現象となった。

 日本ハムはオリックスに6-1で勝利。今季3度目の5連勝&4度目の同一カード3連勝を飾り、今季最多の貯金26。ソフトバンクとの最大11.5ゲーム差をひっくり返し、マイナス0.5ゲーム差で2位となった。4番・中田が同点の3回無死一塁で5試合19打席ぶりの安打となる勝ち越し二塁打。8回にはレアードが西武メヒアと並ぶリーグトップタイの29号2ランを放ち、試合を決めた。抑えから先発転向した増井は8回途中4安打1失点で、先発では6年ぶりの白星。19日からはソフトバンクと首位攻防戦へ挑む。

【セ・リーグ】

◇中日 2-3 巨人(ナゴヤドーム)
勝 山口(1勝5敗1セーブ)
敗 又吉(3勝6敗)
S 澤村(3勝2敗31セーブ)

【パ・リーグ】

◇楽天 3-1 ロッテ(Koboスタ宮城)
勝 美馬(8勝6敗)
敗 唐川(5勝5敗)
S 松井裕(1勝3敗23セーブ)
HR【楽】アマダー4、5号

◇ソフトバンク 3-6 西武(京セラドーム)
勝 多和田(4勝5敗)
敗 東浜(7勝6敗)
S 増田(3勝5敗19セーブ)
HR【西】メヒア29号、浅村18号

◇日本ハム 6-1 オリックス(札幌ドーム)
勝 増井(4勝3敗)
敗 松葉(4勝8敗)
HR【オ】吉田正1号【日】レアード29号