カメラに向かってポーズを決める3人。上から内山(コ4)、土方(コ4)、小塚(観4)

―クルーの強みを教えてください。まずは舵手付きクォドルプルで出場する小塚さんから
小塚)強みはスタートとラストスパートだと思います。

―舵手付きフォアに乗るクルーの雰囲気はどうでしょうか
土方)雰囲気は、結構自分たちの良いところで、元気なところとか。1年生2名と2年生1名が乗っている若いクルーなので、雰囲気作りというか、結構元気にできていると思います。
内山)クルーリーダーを中心に、やるときは集中してできていると思います。

-5月に行われた全日本選手権大会ではバウ(船首に最も近い漕手)で出場していた土方さんですが、インカレではストローク(船尾に最も近い漕手)で出場されます。その変化による課題はありましたか
土方)バウからストロークって結構大きな変化だと思います。バウは船をたたせて後ろから盛り上げるポジションだと思うんですけど。ストロークはリズムとかぶれちゃいけないと思うので、ストロークの漕ぎで結構クルーに影響があると思うのでぶれないようにしたいです。後は雰囲気を崩さない、今の良い雰囲気を崩さないように心掛けています。

ー内山さんは怪我明けですが、怪我をしている間はどのように過ごされていましたか
内山)自分が漕げない間に出来ることとしたら周りの選手たちがやっていることをしっかり見ていかなきゃいけないという風に思っていて、自分の気持ちをそこで落とさないように気をつけていました。

ークルー内における自身の役割を教えてください
小塚)自分は声でしか人に影響を与えられないというか、漕ぎでは出来ないし見せられないので、声のトーンとかで全然雰囲気が変わってくると思うので、クルーと一緒に自分が下がっちゃうのではなく、なるべく上げていけるようにしていこうと常に思っています。
土方)今はクルーリーダーをやっています。クルーリーダーでストロークなので、ガンガン1人でという感じではなく皆で勝ちたいので、皆で頑張ろうっていう雰囲気を作るようにしています。メリハリというか、練習場ではたまにキツイって言う時もあるんですけど、そういうのも水上ではしっかり雰囲気を変えて、オンオフ切り替えて、ちゃんと良い雰囲気で臨みたいなと思ってるので。元気づけるとかには気を使っています。
内山)土方の指示を後ろに確実に伝えるのが役割として必要かなという風に思っています。3番は後ろのメンバーからすごく見られるポジションなので、ストロークの指示を確実に伝えて、後ろ後輩なので後輩が不安にならずに自信を持ってくれるようにしていきたいと思います。

ーボート部での4年間を振り返ってどうでしょうか
小塚)どんな4年間だったかな。自分の中で寮生活というのは大きかったかなと思います。ざっくりとしすぎているんですけど、人との関わり方とか接し方とか、逆に自分がどう見られているかというのもそうですし、どう見られるとかどう見てるとか、そういう人との関わり方っていうことがすごく成長したなと思います。
土方)振り返ると結構楽しいことよりも苦しい事の方が多かったと思うんですけど、でも今考えて、そういう時にそれでも頑張ってこれたのはやっぱり今の同期の存在が大きくて、そんな時に同期に支えられてやめなくて良かったなって思います。まだ続けたいというか、まだこの同期とボートしたいなっていう気持ちになっています。
内山)自分の人生のほとんどがボートで、でもそのボート競技生活の中で、こんなに苦しい思いをしたことがないっていうくらい1番苦しかったですね。苦しかったし、自分の中にこんな感情があったんだみたいな、やって来た中で初めて気付かされた感情とかがあって。でもきっとこれだけ苦しい思いをしたのはこれからの人生にも色々考える力になるのかなとか、やっていく中でこの苦しさはどこかで活きてくるのかなっていう風に気付かされた4年間でした。

ーインカレの目標を教えてください
小塚)舵手付きクォドルプルは花形と言われていて結構強い大学が出てくるんですけど、その中でもしっかりAファイナルに残ってどれだけ戦えるかっていうことを目指しているので、その場に立つことが目標です。
土方)目標はメダルをとる事なので、表彰台に5人で登ることが目標です。
内山)同じく。

(取材・濱渡晏月/編集・合田拓斗)