日本ハムの栗山英樹監督が17日、19日からのソフトバンクとの天王山(札幌ドーム)で大谷翔平投手を野手として起用する方針を示した。■“投手”大谷翔平、当面はブルペンでのフォーム調整がメーン 日本ハムの栗山英樹監督が17日、19日からのソフトバ…
日本ハムの栗山英樹監督が17日、19日からのソフトバンクとの天王山(札幌ドーム)で大谷翔平投手を野手として起用する方針を示した。
■“投手”大谷翔平、当面はブルペンでのフォーム調整がメーン
日本ハムの栗山英樹監督が17日、19日からのソフトバンクとの天王山(札幌ドーム)で大谷翔平投手を野手として起用する方針を示した。
大谷は7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)での投球中に右手中指のマメをつぶした。同24日のオリックス戦(札幌ドーム)で中継ぎ調整したが、投球フォームは安定せず。24日以降はブルペンでの投球練習で投球フォームの修正に取り組んでいる。
栗山監督「投手がダメだったら、野手で使う。このままの感じだったら、もう少しフォーム固めをした方がいいのかもしれないな」
栗山監督は14日にブルペンでの投球練習を視察。「ブルペンでの球は強かった」と振り返ったが、それと同時に193センチと体の大きな剛腕ならでは、の“問題”があるという。
■19日からのソフトバンクとの天王山は野手起用
栗山監督「余計にちゃんと(したフォームで)投げられるようにならないと。(体の)出力が高くなければ、多少フォームが崩れても投げても大丈夫。(大谷の場合は)そういうワケにはいかない。(本来の状態に)戻らなくなってしまうから。せっかく投げるだったら、短く投げるのではなく、野手で出た方がいい」
しばらく大谷の投球はブルペンでのフォーム調整がメーンとなりそうだ。それでも、今季の対ソフトバンク戦は打率.423、8本塁打、13打点。対戦相手別に見る打撃成績は、いずれも最高の数字を残している。
16日のオリックス戦(札幌ドーム)では8回無死二塁で四球を選んで逆転勝ちに貢献。最大11.5あったゲーム差は1に縮まった。19日からのホークスとの天王山。大谷翔平がどんな打撃を見せるか注目だ。