「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が予選勝者で世界205位のマル…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が予選勝者で世界205位のマルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)と対戦。錦織が6-1、4-1とリードした第6ゲーム途中で相手が棄権したことにより、2回戦進出を果たした。

第2セットは錦織のサービスゲームから。第1セットを6-1、25分で先取した錦織は、第1ゲームをキープすると、第2ゲームでブレーク。さらに第3ゲームをラブゲームでキープし、序盤3ゲームを連取した。

第3ゲームを終えたところでトゥルンヘリッティがトレーナーを呼び、メディカルタイムアウトを取った。トゥルンヘリッティは予選を勝ち上がってきており、ここまでの疲労が溜まっているものと思われる。

錦織は再開後の第4ゲームでブレークすることはできなかったが、第5ゲームを危なげなくキープし、ゲームカウント4-1とした。

そして第6ゲームで15-40と錦織がブレークポイントを握ったところでトゥルンヘリッティが棄権を申し出たため、錦織が2回戦進出を果たした。

錦織にとっては「ウィンブルドン」4回戦以来、約1ヶ月半ぶりの勝利となった。

勝利した錦織は、チアゴ・モンテーロ(ブラジル)とブラッドリー・クラン(アメリカ)の勝者と2回戦で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」での錦織

(Photo by Rob Carr/Getty Images)