「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/8月12~18日/ハードコート)の大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界22位ソフィア・…

「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/8月12~18日/ハードコート)の大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界22位ソフィア・ケネン(アメリカ)と対戦。4-6、6-1、0-2のところで大坂が途中棄権し、ベスト4進出はならなかった。試合時間は1時間30分。

両者はツアー本戦では2018年「全仏オープン」で1度対戦し、その時は大坂がストレート勝利しているが、ハードコートでの対戦は今回が初だった。

第1セットの第3ゲームでブレークを喫した大坂。その後3度のブレークチャンスを迎えるが、いずれもしのがれてしまい、4-6で第1セットを落とした。

第2セットでは大坂が序盤でブレークに成功。第1セットとは逆に3本のブレークポイントを握られたが、いずれもしのぐと、さらにブレークに成功して5ゲームを連取。その勢いのままに6-1で第2セットを奪った。

第3セットの第2ゲームで2本のブレークポイントをしのいでデュースに持ち込んだ大坂は、左足に違和感を覚えてゲーム途中ながらトレーナーを呼んだ。左膝のあたりを看てもらい、テーピングをして試合に戻ったが、ケネンにアドバンテージを奪われるとしのぐことができずにブレークを喫し、ここで棄権した。

26日には昨年優勝した「全米オープン」が開幕することもあり、それまでに回復できるか心配される。

勝利したケネンは、この後に行われる第16シードのマディソン・キーズ(アメリカ)とビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)の勝者と準決勝で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウェスタン&サザン・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)