日本ハムの栗山英樹監督が14日の楽天戦(コボスタ宮城)の守備で好プレーを見せた中田翔内野手を大絶賛した。■楽天に逃げ切り勝ち、中田のバント処理に「今日は本当に翔の守備に尽きる」 日本ハムの栗山英樹監督が14日の楽天戦(コボスタ宮城)の守備で…
日本ハムの栗山英樹監督が14日の楽天戦(コボスタ宮城)の守備で好プレーを見せた中田翔内野手を大絶賛した。
■楽天に逃げ切り勝ち、中田のバント処理に「今日は本当に翔の守備に尽きる」
日本ハムの栗山英樹監督が14日の楽天戦(コボスタ宮城)の守備で好プレーを見せた中田翔内野手を大絶賛した。
1点リードの9回無死二塁。一塁の中田は銀次の送りバントで猛チャージ。素早く三塁へストライク送球し、三塁を狙った代走・聖沢を刺した。このプレーが失敗していれば、無死一、三塁の大ピンチだったが、中田の美守で同点の芽を摘んだ。
試合後の栗山監督は4番を絶賛した。
「今日は本当に翔の守備に尽きる。ああいうスケールの大きな守備。勝負する執念。翔のは(三塁へ)ストライク送球を投げないとアウトにならないタイミング。本当によく勝負してくれたし、素晴らしかった。打つだけが4番ではない。本当に素晴らしかった」
守り勝ちだった。4番手・宮西は8回無死一、三塁のピンチを招いたが、クリーンアップ3人を斬った。大谷の逆転2ランが飛び出した直後の6回1死二塁では、左翼・西川がアマダーの左前へのライナー性の打球をスライディングキャッチ。併殺とし、同点を防いだ。
■大谷が逆転弾も…「まぁそれはね。それよりも今日は守り勝った」
「翔の守備に象徴されるように、みんなが自分の仕事をやってくれたことが勝ちにつながった。(救援投手の)みんながピンチを背負う流れもあるが、翔が一発の守備で断ち切ってくれた」
チームは6回の大谷の逆転17号2ランから2-1で逃げ切り勝ち。首位・ソフトバンクがロッテにサヨナラ負けを喫し、4月5日以来の2ゲーム差に迫った。
「(大谷の逆転弾は)まぁそれはね。それよりも今日は守り勝った。最後の終盤の流れはすごく良かった」
日本ハムを象徴とする守り勝つ野球。ホークス撃破への手応えをつかむ1勝となったはずだ。