第98回夏の甲子園大会第8日第3試合は東邦が4点を追う9回、5点を奪い、10-9で逆転サヨナラ勝利。最大7点差をひっくり返す劇的勝利。アシストしたのは5万を超える大観衆だった。■9回裏に5得点で劇的サヨナラ勝ち、エースで4番の藤嶋も大歓声に…

第98回夏の甲子園大会第8日第3試合は東邦が4点を追う9回、5点を奪い、10-9で逆転サヨナラ勝利。最大7点差をひっくり返す劇的勝利。アシストしたのは5万を超える大観衆だった。

■9回裏に5得点で劇的サヨナラ勝ち、エースで4番の藤嶋も大歓声に「すごい…」

 第98回夏の甲子園大会第8日第3試合は東邦が4点を追う9回、5点を奪い、10-9で逆転サヨナラ勝利。最大7点差をひっくり返す劇的勝利。アシストしたのは5万を超える大観衆だった。

 9回裏の東邦の攻撃が始まると、ブラスバンド部の音楽とともに観客が手拍子を始めた。森田監督は「このままで追われるかという雰囲気になりました」と味方につけた。エースで4番の藤嶋も「すごい……」と驚きを隠せず、ここから一気に大逆転劇が始まった。

 昨年の夏の甲子園の決勝、東海大相模-仙台育英戦で、リードを許している仙台育英を後押しする満員の手拍子はあったが、勝利はならなかった。

 しかし、今回の東邦は見事に大逆転につなげた。森田監督は「鳥肌がたちましたし、涙が出ました。すごい応援ありがたかったです。阪神タイガースになったような感じです」と感無量の様子だった。