7月30日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天のカード初戦は、2対0で楽天が完勝。先発したドラフト4位ルーキー・弓削隼人投手はプロ初完封でプロ初白星を記録した。

 北海道日本ハム・吉川光夫投手、楽天・弓削隼人投手が先発した試合は投手戦となった。プロ2試合目の先発マウンドに上がったルーキー・弓削投手は、序盤は毎イニングのように走者を出したが、尻上がりに調子を上げて北海道日本ハム打線に付け入る隙を与えない。

 2回表、楽天の和田恋選手が二塁打を放つと、2死から下水流昂選手が「何とか入ってくれましたね。三好君が向こうで打っていたので、自分も打てて良かったです」と語る移籍後初ホームラン。新加入の2人の活躍で頼もしく弓削投手を援護し、試合は楽天ペースとなった。

 対する北海道日本ハムは4回2失点で降りた吉川投手の後、ロドリゲス投手、西村天裕投手、公文克彦投手が無失点リレーをつなぐが、早い段階で失った2点を取り戻すことができない。

 9回、北海道日本ハム5番手・井口和朋投手が楽天打線の追撃を抑え込むが、その裏、続投の弓削投手は危なげなく3者凡退。9回101球、2安打4奪三振1四球という快投で、見事プロ初の完封を決めた。

 試合は2対0で楽天が完勝。プロ初勝利を完封で飾った弓削投手を筆頭に、下水流選手が決勝弾、和田恋選手が2安打と、今季から加入の新戦力が躍動した。敗れた北海道日本ハムは、先発した吉川投手が「ホームランを打たれたところを2ボールではなくて、1ボール1ストライクにしないといけなかった。カウントを悪くして打たれてしまったので、そこは反省しないといけません」と語る通り、痛恨の一発が敗戦に直結。後半戦初の連敗を喫した。