日本のバスケットボールを支えるのは富山県? NBAドラフトで1巡目指名された八村塁(21、米ウィザーズ)と、国内Bリーグで活躍する馬場雄大(23、A東京)。代表で主力の2人は、富山市立奥田中の出身だ。他の代表メンバーには2人で「富山自慢」をしてまわっているという。

 日本バスケットボール協会は30日、8~9月に中国で開かれる男子のワールドカップ(W杯)に向け、八村や馬場ら、日本代表候補16選手を発表。通常の取材時間とは別に、富山から駆けつけたメディア向けの取材時間も設けられた。

 八村は「立山連峰の良さは実際に行かないと分からないから、代表メンバーには一度、(旅行に)来るように言っています」と笑いを誘った。

 人口100万人あまりの富山県は、そこまでバスケットが盛んな地域ではなかった。しかし、八村や馬場の活躍、富山をホームタウンとするBリーグのチームの存在で、近年は徐々に人気が上昇。昨年、北日本新聞が富山県内の小学生を対象に行った「つきたい職業」に関するアンケートで、プロバスケット選手が1位を獲得し、話題になった。

 八村と馬場もその波をひしひしと感じているといい、馬場は「富山出身の2人で日本のバスケットを変えたい」と意気込む。八村は「一緒に代表でプレーできることを皆さんが予想しているよりずっとうれしく思っている。楽しみ」と意気込んだ。(松本麻美)