「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会4日目、男子ダブルス1回戦で、アンディ・マレー(イギリス)/ピエール ユーグ・エルベール(フランス)ペアとマリウス・コピル(ルーマニア)/ユーゴ・アン…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会4日目、男子ダブルス1回戦で、アンディ・マレー(イギリス)/ピエール ユーグ・エルベール(フランス)ペアとマリウス・コピル(ルーマニア)/ユーゴ・アンベール(フランス)ペアが対戦。4-6、6-1、6-4、6-0でマレー/エルベールペアが勝利し、2回戦進出を果たした。試合時間は2時間28分。

1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、シングルス復帰を目指している元世界1位のマレーは、約5ヵ月ぶりの実戦復帰の場となった「ATP500 ロンドン」にて、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)とのペアで復活優勝。そして2年ぶりに「ウィンブルドン」に帰ってきた。

マレーは試合前の記者会見で「またテニスができることは本当に幸せだよ。コートに出たら良いプレーをして勝利を掴みたい。1ヶ月ほど前までプレーできるか分からない状態だったけど、僕はただプレーするだけで満足するような選手ではないよ」と語っていた。

そして試合では、第1セットこそ落としたものの、第2セットでは2つのブレークを決めて6-1で奪い返す。そして第3セットは序盤のリードを保って6-4で連取した。

ここで日が暮れてきたために、コートの屋根を閉めて照明を付けて試合を続行することになった。

約15分後に再開された第4セットでは、マレー/エルベールペアが一気に流れを引き寄せ、第1ゲームを粘ってブレークするとそこから6ゲームを連取し、6-0でこのセットを奪って勝利を決めた。

勝利したマレー/エルベールペアは、2回戦で第6シードのニコラ・メクティッチ(クロアチア)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)ペアと対戦する。

マレーはこの男子ダブルスだけでなく、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とのペアで混合ダブルスにも出場することになっており、こちらの初戦は大会5日目に行われる予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのマレー(左)とエルベール(右)

(Photo by Laurence Griffiths/Getty Images)