「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界55位の地元勢キャメロン・ノ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界55位の地元勢キャメロン・ノリー(イギリス)と対戦。6-4、6-4、6-0で錦織が勝利し、4年連続で3回戦進出を果たした。

勝利した錦織は、3回戦でスティーブ・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。ジョンソンはアレックス・デミノー(オーストラリア)を破っての勝ち上がり。

第3セットもノリーのサービスゲームから。第3セットになってさらにギアを上げてきた錦織は序盤から果敢な攻めを見せ、第1ゲームでブレークに成功。そして今度は第2ゲームをキープしてリードを保つ。

そして第2ゲームを終えたところで会場内で急病者が出たために試合は5分ほど中断し、再開された。

再開後の第3ゲーム、ノリーのサービスゲームでまたもチャンスをつかんだ錦織は、前に出てフォアのボレーを決め、3ゲームを連取して2ブレークアップとした。

さらに第4ゲームをラブゲームでキープし、リードを盤石なものにした錦織は、第5ゲームでも3本のブレークポイントを握った。1本はしのがれたが、このチャンスを活かして3つ目のブレークに成功。ゲームカウント5-0とした。

そしてサービング・フォー・ザ・マッチとなった第6ゲームでもノリーにチャンスを与えずに6-0で第3セットを取り、3回戦進出を決めた。

この試合はセンターコートで行われ、地元選手との対戦となったが、1時間48分の省エネで快勝した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)