「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界55位の地元勢キャメロン・ノ…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界55位の地元勢キャメロン・ノリー(イギリス)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は今回が初対戦。1回戦勝利後に「良いプレーができているので、この調子をなるべく落とさずにいきたいですね」と語っていた錦織。対戦相手が地元イギリスの選手で、会場はセンターコート。そして1回戦に続く左利きとの対戦となるが、1回戦と同様に良い形で勝ち進むことができるのか、期待される。

第1セットはノリーのサービスゲームから始まった。序盤からお互いにサービスゲームをキープする展開が続いたが、錦織は第2、第4ゲームといずれもラブゲームでキープし、ノリーにチャンスを与えない。

しかし、第6ゲームでミスが続いて15-40とされると、錦織のショットがわずかにロングとなり、ブレークを許してしまった。

すぐに取り返したい錦織は、続く第7ゲームでノリーの連続ダブルフォルトによってブレークバックに成功する。そして第8ゲームはこのセット3度目となるラブゲームキープをし、反撃のチャンスをうかがう。

そして第9ゲームでも15-40と2本のブレークポイントを握った錦織。1本しのがれたところでノリーのドロップショットになんとか追いついた錦織に対し、ノリーがロブショットを放つ。必死に追いかけて股抜きショットを繰り出すが、これは惜しくもアウト。しかしデュースから再びチャンスをつかむと、ネット際の攻防を制してブレークに成功。

続く第10ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここをしっかりと守り切った錦織が6-4で第1セットを先取した。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Mike Hewitt/Getty Images)