「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会3日目。女子シングルス2回戦で世界313位の15歳コリ・ガウフ(アメリカ)が世界139位のマグダレナ・…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の大会3日目。女子シングルス2回戦で世界313位の15歳コリ・ガウフ(アメリカ)が世界139位のマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)にストレート勝利し、自身初のグランドスラム3回戦進出を決めた。

今大会で、1968年のオープン化以降「ウィンブルドン」最年少15歳122日での予選突破を果たしたガウフ。テニスを始めたきっかけは、同じアメリカ選手でグランドスラムシングルスのタイトルを通算23個獲得しているセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)だというが、本戦1回戦ではセレナの姉ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)をストレートで撃破した。

そして2回戦では、2017年の同大会でベスト4入りした30歳リバリコバに快勝。ガウフは、さらに史上最年少の快進撃を続ける。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、試合後の記者会見でガウフは「私は自分のテニスがすごく上達したのではなくて、それよりもマインドが成長したと思っています」と話した。

「精神的に成長したので、私のテニスは間違いなく変わりました。これは練習でどれだけたくさんのボールを打ったかということではないと思います。それ以上に、どうしたら自分を向上させられるか、コート上での振る舞いをどう改善できるかをコート外で考えました」

「本当に難しい挑戦でした。メンタル的には自分にできるほぼ最高の状態まで達しているんじゃないかと思います。みんないつだって成長することができます」

3回戦でガウフは、世界60位のポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのガウフ

(Photo by TPN/Getty Images)