「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第4シードのドミニク・ティーム…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が対戦。第1セットは6-3でナダルが先取した。

両者は過去に12度対戦しており、ナダルの8勝4敗。「全仏オープン」では2018年決勝も含めて過去3回対戦していて、すべてナダルがストレート勝利している。前人未踏の「全仏オープン」12度目の優勝まであと1勝に迫った「赤土の王者」ナダルと、「次世代クレーキング」として悲願のグランドスラム初優勝を目指すティーム。どちらに勝利の女神がほほえむのか、注目される。

第1セットはナダルのサービスゲームから始まった。第1ゲームから激しいラリーの応酬が続き、お互いにサービスゲームをキープする展開が続いた。

第5ゲームでネット際の攻防の末に30-40とされたナダル。両者を通じて初めてのブレークポイントを握られると、これをしのぐことができずに1ブレークダウンとされた。

しかしナダルは焦ることなく攻め続け、第6ゲームですぐさまブレークバック。ゲームカウント3-3とイーブンに戻した。

第7ゲームで再びティームにブレークポイントを握られたが、今度はナダルがしっかりとしのぎきり、サービスゲームをキープすると、第8ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント5-3と先行する。

そしてナダルのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームを守り切ったナダルが6-3で第1セットを先取した。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)