「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会13日目、男子シングルス準決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が対戦。6-3、6-4、6-2のス…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会13日目、男子シングルス準決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が対戦。6-3、6-4、6-2のストレートでナダルが勝利し、3年連続12度目の決勝進出を果たした。

勝利したナダルは、この後に行われる第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)の勝者と決勝で対戦する。

第3セットもフェデラーのサービスゲームからスタート。第1ゲームでブレークポイントを握りながらも、フェデラーにしのがれたナダル。しかし第3ゲームで再びチャンスをつかむと、今度はしっかりと決めてブレークに成功。序盤で1ブレークアップとリードを作る。

そして第5ゲームでもブレークポイントを握ると、ラリーの末にドロップショットを繰り出す。フェデラーもこれに対応したが、それを返したナダルのショットがラインギリギリに入るスーパーショットとなり、2ブレークアップ、ゲームカウント4-1とした。

お互いにキープして迎えた第8ゲームがナダルのサービング・フォー・ザ・マッチとなった。ナダルはフェデラーの反撃を許さずにこのゲームを取り、第3セットを6-2で奪って勝利を決めた。

ナダルはこの試合までフェデラーに5連敗となっていたが、その連敗を止め、両者の通算対戦成績はナダルの24勝15敗となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)