6月7日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会13日目。男子シングルス準決勝、女子シングルス準決勝、女子ダブルス準決勝、混合ダブルス決勝、車…

6月7日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会13日目。男子シングルス準決勝、女子シングルス準決勝、女子ダブルス準決勝、混合ダブルス決勝、車いす男子シングルス準決勝、車いす男子ダブルス準決勝、車いす女子シングルス準決勝、車いす女子ダブルス準決勝が行われる。

男子シングルス準決勝は、世界ランキング1位から4位までの4選手による対戦カードだ。

第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は、通算39度目の対戦に臨む。長年の良きライバルであり、親友でもある両者。過去の対戦成績は、ナダルの23勝15敗。また「全仏オープン」ではナダルの5勝0敗で、2011年の決勝以来の激突だ。

前人未踏12度目の優勝を目指すナダルか、それともフェデラーが全仏でナダルから初勝利を挙げられるか。世界中のテニスファンが注目する試合は、日本時間19時50分に開始予定だ。

もうひとつの準決勝は、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が対戦する。両者の過去対戦成績はジョコビッチの6勝2敗。直近の5月「ATP1000 マドリード」でもジョコビッチが勝利したが、「全仏オープン」では2017年にティームにストレートで敗れている。

現在グランドスラム3大会連続優勝中のジョコビッチか、それとも「次世代クレーキング」と目されるティームが王者を破るか。

一方、女子シングルス準決勝2試合は、いずれもシード選手と10代の新星の対決に。

第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)は17歳で世界51位のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と、第26シードのジョハナ・コンタ(イギリス)は19歳で世界38位のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)とそれぞれ対戦する。

アニシモワはまだ17歳ながら、今年の「全豪オープン」でもベスト16入り。今大会では、2回戦で第11シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を、さらに準々決勝では、昨年の優勝者である第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を破ってきた。

さらにアニシモワ、ボンドルソバはともに、ここまで1セットも落とさず勝ち上がってきている。

車いすの部では、国枝慎吾(日本/ユニクロ)と上地結衣(日本/エイベックス)がそれぞれ、シングルスとダブルスの両方に登場。シングルス、ダブルスともに準決勝を戦う。

◇   ◇   ◇

【6月7日の注目ドロー】

◆男子シングルス

準決勝

[3]ロジャー・フェデラー(スイス)対 [2]ラファエル・ナダル(スペイン)

[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対 [4]ドミニク・ティーム(オーストリア)

◆女子シングルス

準決勝

[8]アシュリー・バーティ(オーストラリア)対 アマンダ・アニシモワ(アメリカ)

[26]ジョハナ・コンタ(イギリス)対 マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)

◆女子ダブルス

準決勝

[6]エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)対 [2]ティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

[15]キルステン・フリプケンス(ベルギー)/ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)対 ドゥアン・インイン(中国)/ジェン・サイサイ(中国)

◆混合ダブルス

決勝

チャン・ラティーシャ(台湾)/イバン・ドディグ(クロアチア)対 [2]ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/マテ・パビッチ(クロアチア)

◆車いす男子シングルス

準決勝

[1]国枝慎吾(日本/ユニクロ)対 ゴードン・リード(イギリス)

◆車いす男子ダブルス

準決勝

グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝慎吾(日本/ユニクロ)対 [2]アルフィー・ヒュウェット(イギリス)/ゴードン・リード(イギリス)

◆車いす女子シングルス

準決勝

マジョレーン・バイス(オランダ)対 [2]上地結衣(日本/エイベックス)

◆車いす女子ダブルス

準決勝

[1]ディーダ・デ グロート(オランダ)/アニーク・ファンクォト(オランダ)対 ジュリア・カポッチ(イタリア)/上地結衣(日本/エイベックス)

(テニスデイリー編集部)

※写真は左からフェデラー(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)、ナダル(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)、ジョコビッチ(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)、ティーム(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)